【映画】【小説】ラブレターについて
先に小説の「ラブレター」を読みました。
高校生の時に「スワロウテイル」で岩井俊二ワールドにハマっていたのですが、最近は別の作家さんの作品にハマったりもして、久しぶりの世界観でした。
感想はもう「美しい」の一言につきます。
淡々と描かれる心、風景…なにもかもが美しくて、心が震えました。
その後に観た映画も、やっぱり美しい。風景や俳優さんたちの魅力を最大限に引き出しているんじゃないかと思えました。
時々、原作に惚れ込んで映画を観て…「え?(絶句)」とがっかりすることがあるのですが、これまで岩井俊二さんには、そんな経験はないです。
小説も映画も…とにかく美しい。
映画で私は、樹さんが中学校の校庭を走りながら写真を撮っているシーンで泣きました。
私に中の中二病を刺激したのかもしれません。
子どもの頃からの本、映画好き。40歳を過ぎた今も、放送大学で文学を勉強する私が、本当に自信をもってオススメしたいのは岩井俊二さんですね。
なにか美しいものに触れたいな~という時に選んで間違いなしです。