ブラジル🇧🇷の土
息子がサッカーでブラジル🇧🇷に渡ったのは、中1の終わりである。
結果、鎖骨を折られて帰ってきたのだが、踵の痛みと小5から向き合い、膝が外れる症状は中3まで繰り返された。
時にはゴール前で膝を外し、時には走り出す直前に膝を外した。自分で入れてまた走り出す。かなり厳しかったと思う。
思い出す度に胸が痛む。
画像はブラジルから息子が帰宅した翌日、いつものように息子のスパイクの手入れをした時の写真である。
これがブラジルの土か・・・。
私は目を閉じた。
個人技というよりは、技術と速力のサッカーだったらしい。
DFからボランチから縦に鋭いパスを出して、ウィングが走り込むサッカー。
意外であった。
最終戦は確かコリンチャンスだ。
1-2で負けた試合。
想像してみた。
土はまだ見ぬ土地を想像し、感じさせた。
スマホには残っていないが、2歳で初めてボールを蹴りたいと言った息子の笑顔。
その笑顔は、今でも脳裏に蘇らせることができる。
私のとっておきの一枚である。
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