アンティークウォッチの季節がやってきた。
機械式腕時計が好きである。
ところがなんの因果か、現行品はひとつも持っていなく、アンティークウォッチばかりになってしまった。
それもこれもサイズのせいである。ぼくは手首が細いため大きな時計は似合わない。似合わないだけでなくぶつけて壊すし、なにより重いのがいやである。最近の時計はみんな大きいので単体で見るとよくてもいざ腕に乗せてみるとまるで駄目となる。
ぼくの理想のサイズは34ミリで、どんなに大きくても36ミリが限界である。それで小さい時計を探しているとアンティークウォッチばかりになるという次第。昔の時計はみんな小さかったのである。
アンティークウォッチ最大の問題は非防水につきる。すると、汗をかくシーズンに使用するのはご法度になる。つまり四月下旬くらいから十一月くらいまでは抽斗の肥やしになっている。その間ぼくの腕にはまっているのはG-SHOCKである。
ようやくアンティークウォッチをしてもよさそうな気温になってきた。しかしまだ革ベルトは早い。そこで最初に出すのはNATOベルトをつけたキングセイコーである。NATOベルトは時計の裏側までベルトが通っているので直接時計が肌に触れないのだ。
このキングセイコーは36.5ミリあって所有する時計最大径である。はっきり言って大きすぎると感じているが、思い出の時計なので大事にしている。
この時計については以前書いたものがあるので、もしよかったら合わせてご覧ください。
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