もう日は暮れるのか
日没時刻が18時40分ごろだった真夏。ぼくは娘を迎えに行ってからいつもの陸橋へ行って少し写真を撮って帰るんだった。日没時刻は刻々と早くなっていて、今では18時6分だから今度は写真を撮ってから迎えにいくことにした。
そしたら娘に怒られた。
陸橋でのひとときを娘も楽しみにしていたというのである。
そういうのお父さん駄目っていうんだよ、と正拳突きと下段蹴りを合わせて言った。言葉でわからぬなら身体で覚え込ませようという魂胆らしい。地味に痛い。
でもね、先にお迎えしたら太陽沈んじゃうんだよとぼくが言ったら、早お迎えすればいいんだよとあっさり言いおった。
それは無理なお願いというものだ。
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