森の端っこで見つけた昆虫たち2
夏の日差しに近づいてくると日なたの昆虫たちも隠れてしまう。
葉の裏とか、森の中とか。
見つかるのは巣をめぐらせているクモと蟻とアブラムシばかりだ。
葉っぱが何枚もくるくると巻いてある。なんの昆虫の仕業かわからないが、開いてみる勇気もないのでそのままにしてくる。
ハエだかハチを捕らえたクモがいた。すでにすこしかじってあるようで、またお腹が空いたら食べるのだろう。
こちらはゾウムシの仲間だろうか。よく見るがよくわからない。
小さなハチがハルジオンの花に集まっていた。そして花に集まる昆虫を待っている虫たちもいた。
蜘蛛の巣にクロウリハムシがかかったが、難なく脱出して飛び去っていった。そういうこともある。
羽がぼろぼろでまもなく命を全うしようとしているアカボシゴマダラが葉の上で休んでいた。
野生に生えた桑の実の汁をサビキコリが吸っていた。甘いよね。
ヤマイモハムシが美しい背中を見せてくれた。それは深いブルーに輝いていた。
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