キミがまた来ようねと言って、ぼくはうんそうしようと言った森の日。
少し足を延ばして大きな森を目指す。といってもぼく一人なら自転車で15分、息子と行って30分程度の距離である。
太陽は薄い雲の向こう側でわずかにその存在を明らかにしているが曇天。森へ到着すると大砲のようなレンズをつけたカメラを持って行き交うひとが大勢いた。野鳥撮影の愛好家たちである。ぼくはと言えば首からさげたA7IIIにLoxia 35mmがついている。ぼくは専属モデルを撮影するためだからいいのである。鳥は好きだが鳥を撮ることは趣味ではない。
この森はよく整備されていると言