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ノリこの勝手に現代語訳【か】

本日は「か」

【勝てば官軍(負ければ賊軍)】

戦いに勝ったほうが正義になり、負けたほうが不義となる。
道理はどうあれ強い者が正義者となるというたとえ。

(出典:小学館 デジタル大辞泉)

そもそも【官軍】って何?ってなっちゃうのですが、いわゆる【正規軍】ってこと。
その地域のトップが率いた公式の軍です。

そりゃそうですよね。
戦に勝った者がその場所を治めるわけですから、その時代その場所では彼らが【公式】になるわけです。

日本の歴史の中でもいろんな乱や戦があって、当時活躍した(勝った)武将や政治のトップが社会の教科書で太字になってたり、肖像画も一緒に載っていたり…
(その肖像画だって、その当時の絵師が英雄に忖度したり媚びたり圧をかけられて描いてるかもしれないからめちゃくちゃイケメンに描かれてる可能性あるよね?)

学生の頃はそれを一生懸命覚えてテストに備えました。
一夜漬けで覚えた英雄達は、日々の生活の中であっという間に忘れられ(笑)
たまーにテレビのクイズ番組で出てくるとなぜか懐かしさすら覚えるくらい。

でも、教科書に載っている彼らは
歴史上の【官軍】。
ただの【勝者】なのです。

その人達が日本を正しい方向に導いたのかどうかはわからない。
ただ、今の日本があるのはこういう人達が【勝って】来たからなんですよーっていうだけ。

バラエティ番組でいう

「結果発表ぉぉぉ〜!!」

を見ているだけです。
(今でもこのくだり、どこかでやってるんやろか…平成のバラエティで止まっててごめん)

もっと言うと、教科書だって【勝ってる】人が作ってるので、本当に日本で【勝って】きた英雄が載っているのかすら疑わないといけません。

日本は今の時代、昔のような【戦】はありません。
唯一、日本の歴史を変えるような【戦】といえば…【選挙】です。

奇しくも今日は衆議院総選挙

日本全国で大人なら(ほぼ)全員が参加可能な【戦】の日。

私達はただの足軽(昔の戦でいうところの一番下っ端)かもしれない。

でも、本当に戦を制してきたのは名を残した武将ではなく、現場で戦った足軽一人一人の功績なんです。

【官軍】を作るのは、私たち。

ぜひ、投票に行こうね!
(私、珍しくめっちゃ真面目なこと言ってる)

…ということで、
今日のノリこの現代語訳は

【「勝った人がその戦に勝った人なんです」】

にしときましょうか。
(ちなみに私は、彼の政党には入れません)

投票箱が「ブラックボックス」ってなんか皮肉(笑)

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