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ノリこの勝手に現代語訳【お】

本日は「お」

【温故知新】

以前学んだことや、昔の事柄を今また調べなおしたり考えなおしたりして、新たに新しい道理や知識を探り当てること。
「故(ふる)きを温(たず)ねて(温あたためて)新しきを知る」と読み下す。

(出典:学研 四字熟語辞典)

ドリフのカトちゃんの
「うん○ちんち○!」を思い出した昭和お笑い脳、素直に手をあげなさい。

…よし、下ろしてよろしい。

これもよく聞く四字熟語ですよね。
古いものを踏まえた上で新しいものを知ったり、生み出したりする。

あえて「古」と言う漢字ではなく「故」の字を使うのは、ただの時間の経過や劣化ではなくそこに価値や意味、縁があるモノという意味合いを含んでいる漢字なんだそうです。


この言葉から私が連想するのは…

「エモい」という言葉。

「なんとなくエモい風景を作って」と
ChatGPTにお願いしてみた。

元々は音楽ファンが使っていた言葉で、古くは1980年代から使われてたらしいですが、最近の使われ方だと
「切ない」「感情にグッとくる」「懐かしい」「哀愁を感じる」といった意味合いが強い感じ。

なんとなーくのニュアンスで使われている言葉なのでコレ!という意味を探ると難しいですが、ノリこ個人としては
「懐かしさ+何かしらの感情が乗る」ものと捉えています。

だんだんと歳を重ねるにつれ
ふとした光景、香り、音、文章に懐かしさや当時の思い出を重ねてグッとくることが増えました。

でも、逆に心が動かなくなった光景も。

若い頃に聴いて胸が締め付けられるような感覚になった思い出の曲は、今となっては思わず苦笑したくなるような感情で聴いてしまったり、今の若い世代が「エモい!」という古いスナップ写真風の画像を
「解像度低くしただけじゃね?」と鼻で笑ってみたくなったり…

「大人になればわかる」こともあるけど、
「大人になれば忘れてしまう」感情もある。

子どもの頃や若い頃の感情を「エモい」何かを見たり感じたりすることで呼び起こしてみる。

そして今、もう一度大人になった自分に向き合わせてみると、面白い発見や新しい感情が生まれるんじゃないかなーと思うわけです。

ただ「懐かしむ」だけじゃなくてね。

ということで、本日のノリこの現代語訳は

【いとエモし】!

同じタイトルの本があった!
エモい日本文学を現代語訳して、イラストと組み合わせた、まさに「エモい」本。
略して「エモ本」(なんか違う)

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