ちいむ

「大切な言葉はすべて自分で定義する」をモットーに、なんでもないことを大真面目に書きつらねます。|専門はほうりつ🌷🌷

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マガジン

  • いりえで書く

    • 56本

    間借り書房 いりえのイベント【「書くこと」に関するお喋り会】から生まれた共同マガジンです。スタイルやジャンルは人それぞれ。気負わず、無理せず、否定せず。入り江のように穏やかな場所にしていきたいです。皆さんで少しずつ作っていきましょう🌊

  • すきなnote

    自分の備忘として残しています。学んだ、読みたい本が載っている、面白い、的な理由でまた読み返したい記事です🐝🐝🌸

  • 🌸おすすめ集🌸

    自分で書いたものの中で「結構いいぞ」と思っているものを集めました。このへんは、わたしの一番深い部分で書いてる気がする!!

  • 【〇〇論】シリーズ

    (主に批判的に)世の中を切り取っています。最初は「〇〇論」と付けていましたが、いつの間にかやめました。

  • 短歌

最近の記事

  • 固定された記事

【趣味友】noteで見つけた読書会に行きまくったら気の合う人とたくさん出会えた話

「趣味友」という概念が、ずっと理解できなかった。 趣味が一緒で仲良くなった、という話は何度も聞いたことがあったけれど、認識する限り私のこれまでの人生で「趣味友」がいたことはなかった。なんとなく羨ましく思う一方で「ほんとかよ」という気持ちもあった。これまでの私にとって「趣味の話」というのは「差し障りなく流す話題」であった。天気の話くらいあっさりと、休日の過ごし方くらい適度に。だから「趣味友」なんて、表面的な話しかしなくて「ヨッ友」くらい薄い仲なんだろうなと思っていた。 今年

    • Xにいるやる気のありあまったベンチャー社長みたいになってないといいけど

      ひさしぶりに日記を書いている。半月もnoteを書いていなかった! 夏頃にも全然書かない時期があったけど、共通しているのは「仕事に夢中になっていた」ということ。今回は、ある仕事をきっかけに頭の中の電線がつながって「あ、これできる」みたいな実感があったので、結構すごい勢いで色んな人に会って、頭の中に描けたものを現実で形にする、みたいなことをやっていた。 頭がくるくる働いて関心が外側に向いているときは、内省ができないらしい。思ってることはたくさんあるんだけど、浅い文章というか、

      • 「他人に興味がない」と得意げにイキイキと喋る人がどうにも苦手である。

        こういう要素を持ってる人が全員嫌いだとか言いたいわけではなく、こういう要素がいきすぎると私は仲良くなれないな〜くらいのテンションですので一種のエンタメとして見ていただきたいと思うのですが、毒舌って最終的に嫌われる(自分も言われそうって心配にさせちゃうことがある)ってのは分かりながらも、noteではこんな感じのことを書くことを許されていたい…。 「おわりに」では悪口について書いた文章をはっつけました。 「他人に興味がない」と得意げにイキイキと喋る人がどうにも苦手である。

        • コメントに生かされ書けている【note友は無限に募集しています】

          自分が書いたものにコメントをもらうのって、ほんとうに嬉しい。 そもそも「すき♡」を押してもらえるだけですごく嬉しくて、いつも通知の鈴マークは「赤い実がなった!収穫しよう!」という気持ちで押している。どんなに疲れていてもニコニコしながら見ている。 いわんや、コメントをや。「面白かったです」というシンプルな一文を、一体なんど反芻してその輝きを眺めてきたか。ひとつひとつのコメントが何度もあたまの中でバウンドして、自分を「書くこと」の中にとどまらせてくれているというか、文字の形を

        • 固定された記事

        【趣味友】noteで見つけた読書会に行きまくったら気の合う人とたくさん出会えた話

        • Xにいるやる気のありあまったベンチャー社長みたいになってないといいけど

        • 「他人に興味がない」と得意げにイキイキと喋る人がどうにも苦手である。

        • コメントに生かされ書けている【note友は無限に募集しています】

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        • 🌸おすすめ集🌸
          15本
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        記事

          キャラクターというのは相対的で流動的なものである

          年齢なんてものは信用できない。この世界に自分が一人であれば「年齢」という概念は生まれないんじゃないかと思う。そこにあるのは「どれくらい生きたか」だけであり、複数の人間が存在してはじめて意味を持つ、相対的なものである。(たぶん) 同様にキャラクターというのも相対的なものだなと感じる。 最近「ロジカルでシャープで明晰」というような印象を伝えてもらうことが非常に増えた。「論理的」とか「知的」みたいな評価は、わたしにとっては新鮮というか、まだときどき驚いている。 これまでの人生

          キャラクターというのは相対的で流動的なものである

          夜のファミレスに逃避したときの記録

          右隣のその隣のテーブルでじゃんけんをしている若い男性の集団も左隣のその隣で大きな身振り手振りで喋っている若い男性の二人組も、むりに絞り出したような苦い果汁を飛び散らしているから同じ空間にいるのが辛い。私の耳はかれらの強いイントネーションを拒絶したがっている。別にかれらだって私と同じ空間にいたくもないだろうけど。 ある曲の出だしが頭で流れ始めた。この曲は私のことを好きだと言った昔の同級生が教えてくれた。その同級生は私を好きだと言った2週間後には別の人と付き合っていたからできた

          夜のファミレスに逃避したときの記録

          「先のばしぐせ」は個人の問題ではなく時間側の問題であるという新説

          自分は先のばしぐせがえぐいということでよく自分を責めたり落ち込んだりしている。 考えてみれば、何かを計画的にやり遂げたことがほとんどない。というか「計画性」という概念を身体が理解していない。一つの事象がどれくらいの重さを持っていて、それが身体に乗ったときに自分がどう反応するのかというそれだけな気がする。 まあそれでも自分という人間は、自分でも嫌になるほど硬直的に真面目なもので、今日も自分の「先のばしぐせ」というものに辟易しながら身体の中に重い石を作り出してていた。 しか

          「先のばしぐせ」は個人の問題ではなく時間側の問題であるという新説

          「女性って〜だよね」とか言われると、どうしても相手を論破しにいってしまう

          またやってしまった。相手のジェンダー観に過剰に反応してしまった。言葉の背景や相手の前提を想像せずに、短絡的に「そのジェンダー観はあまりにも意識が低いのではないか?」的な詰めかたをしてしまった。 自分の言動をコントロールできなくなってしまう私はわりと社会のマジョリティー的思考(「当たり前」や「普通」)に対して疑問を持ちやすい傾向にあって、とくにジェンダー論に関しては長いこと考え続けて一種の「思想」みたいなものがある。 社会の動きについて自分なりの考えを持つのは、社会の「当事

          「女性って〜だよね」とか言われると、どうしても相手を論破しにいってしまう

          【短歌15個③】中指に細いリングをそっとつけ自分の品性託すみたいに

          ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ 中指に細いリングをそっとつけ 自分の品性託すみたいに 含まれた意味で自分がふちどられ きみの目線を浴びる夜道 おぼろげな視界にいっぱいきみの顔 よくそんなにも穏やかな笑み 説得はできそうにない「あたたかそう」と 思ったときにはもう好きだった 食べ残し「もらっちゃうね」と食べるとこ ずっと見てたいなんか良いよね ぼくの「好き」、あなたの「好き」でかき消され ちょっとインフレ起こさないでよ 勝負事けっこう本気になるタイプ 「ルイスキャロル」と「

          【短歌15個③】中指に細いリングをそっとつけ自分の品性託すみたいに

          性行為と同意について思うことを3400文字も書きました。

          直接的な表現で大変恐縮なのですが、きょう付き合っている人が家に来て、性行為をした。1か月半前くらいに付き合ってからすでに何度かしているのだけれど、かれは同意に対するスタンスが本当に素晴らしい。 えー、この記事は性的ともとれるエピソードを含んでおり大変恐縮なのですけど、この素晴らしさをぜひ世界に伝えたいと思ったし、最近ずっと考えている「同意」の本質を見た気がしたのでここで言語化させてください。 伝えたいのは「同意に対するスタンス」とは「性行為に対するスタンスそのもの」であり

          性行為と同意について思うことを3400文字も書きました。

          ゆるゆる日記(2024.10.4-5)

          (2024.10.4.金曜日) 虚無がたくさんあったら、それは「虚無」ではないのかな。きょむきょむきょむきょむ。 今週はぜんぜん仕事をする気が起きなかった。仕事が溜まっているにもかからわず今日は2時間半しか働かなかったので、月曜(の早い時間)に出さなきゃいけないものがぜんぜん終わっていない。いまの体調から推測するに、これは土日「やらなきゃやらなきゃ」と言い続けてうつになって寝込んで月朝になって大慌てで泣きながら終わらせて結局月昼くらいに出すやつだ。 まずいなぁと思い「あ

          ゆるゆる日記(2024.10.4-5)

          男友達の彼女と飲みに行ったら、関係性がすごく羨ましかった話

          ここ最近ずっと奥歯の同じところに食べ物がはさまる。数週間前からいきなりはさまるようになったから、詰め物が取れたりしているのだろうか。 奥歯に食べ物がはさまると「痛い」とまでは認識しない程度の「にぶい痛み」が続く。なんとなく舌で奥歯を触っていて、ときどき「ああもう!」と、ちょっとした怒りが湧いてくる。家に帰ってはさまった何かをフロスで取り除くと、数秒間違和感があるものの、すぐに「ふぅー」とストレスから解放される。それで「変に慣れちゃってたけど、結構なストレスになっていたんだな

          男友達の彼女と飲みに行ったら、関係性がすごく羨ましかった話

          【同意について】「家に来た=性行為OK?」から考える

          Xで「上田と女が吠える夜」というテレビ番組の切り抜きを見た。 もともと良い印象のない番組だったのだけど(女性同士がいがみ合う構造を作り出して「女って怖いよね」を無理やりエンタメにする番組という認識をしていた)今回の内容は素晴らしいなと思った。 「相手が家に来た=性行為OKという意味だと考えるか?」という質問で男女の統計をとったところ、YESと答えた男性は82%、女性は34%だったというデータが提示される。 このデータを見て色々意見交換がされ、とくにこれに対するsherr

          【同意について】「家に来た=性行為OK?」から考える

          【短歌15個②】ちょっと好きくらいのものを「超好き」と言ってみること そんなアピール

          最近つくった短歌の第二投です。 こうして並べてみると、一個目のうたがけっこう共感できて好きなので冒頭に持ってきました。 ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ ちょっと好き くらいのものを「超好き」と 言ってみること そんなアピール この出口 通ると脳裏によみがえる あずき潰した みたいな笑顔 ぼくのこと 薬にだって なれたのに 禁止し毒に したのはお前 閉まるドア 遠ざかってく airports ごめんねそこで 元気にやってね 着席の マークに鋭い 眼光を 機内寒いよ ちょっとや

          【短歌15個②】ちょっと好きくらいのものを「超好き」と言ってみること そんなアピール

          ゆるゆる日記(2024.10.03)

          今日の日記はギリで「ゆるゆる日記」と名付けた。精神状態はイマイチである。下り坂、ダウナー気味、ふとしたときの虚無感。 先週の金曜日から、ほとんど仕事をしていない。メールを数通返しているくらい。昼過ぎに起きたときからなんとなく焦燥感があって、でもこれで回ってるっちゃあ回ってるんだからいいじゃんか 。(メールだって返してるんだぞ‼️)休みには理由と正当性が必要なのか?それならば今日までを「秋休み〜親しい人間との関係性を深めること・そのための休養を目的とした時間〜」とします。なぁ

          ゆるゆる日記(2024.10.03)

          【短歌15個①】発車する 力を入れる左足 逆らえ慣性新学期

          溜まってきたので、放出します! ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ 発車する 力を入れる 左足 逆らえ慣性 新学期 本棚の 背表紙くるくる 入れ替えて 横につながる わたしの時間 人が言う ぼくの人生 「夢です」と 悪夢の部分も もらってくれるか? よくそんな 自慢できるね 人前で 垢は毎日 出るというのに その「好き」は 予測変換 使ってる? 妙に薄くて ありきたりだね 空気読み 笑うのやめよう ささやかな 意思の表明 「言わず・笑わず」 伸びる道 光る街灯 焦る信号 死

          【短歌15個①】発車する 力を入れる左足 逆らえ慣性新学期