みちひさあゆみ
11月あたま 散歩中にみかけた草刈りの様子 ガソリンと葉っぱの混ざったにおい 夏休みのおじいちゃんちのにおい そちらでも草刈りのしてますか?
忘れもしない。あれは18年前の12月のこと。世間は年末ムードで、花の女子大生だった私も例にもれず、すっかり浮かれ調子で連日忘年会をはしごしていた。 ある週末、その日も忘年会と言う名の集まりたいだけの飲み会に参加した。が、車でしか行けない場所に用事があったため、お酒なしで参加した。 その帰り道、やけに道が混んでるな、と思ったら、前方で検問をしている様子だった。 「なるほど~年末だから飲酒運転の検問ね^^」 生まれて初めてひっかかる検問にワクワクドキドキしていた私。 そ
私には、7歳(小2)の娘と3歳(年少さん)の息子がいる。 娘はすっかり自我が芽生え、世の中の不条理(主に母に対する)に気づき始めてブツブツ言い返してくるようになって、私は思い通りにいかなくなった成長を、毎日嬉しく思ったり、イラついたりしている。 この間の連休に娘の宿題で「おうちの人のおてつだい」という宿題が出た。 新型コロナウイルスのせいで遅れていた授業は、急ピッチの突貫工事で進められ、少し前まで二日分かよ!?という量の宿題が毎日出ていたが、すっかり追いつ
私たち夫婦は、15年の付き合い、入籍して10年以上たつ。 いわゆる似た者夫婦とは正反対で、静と動、深と浅、熱と冷、重と軽(!?)全く性質が異なっている。 すぐになんにでも熱くなって、よく笑い、よく泣き、すぐ怒りふらふら、へらへらしている私とは違い、夫は冷めていて、ニヤリと笑い、感涙せず、蓄積して爆発するタイプ。 なんか悪口みたいに聞こえるかもしれないが、何事もよく観察して、よく考え、よく見えている。 簡単に感情に左右されず(まあまあお人よしだしだけど)、突き詰めて考える
大切な人を失って いのちのはかなさと後悔と、やりばのない愛おしさを感じ また忘れて、思い出してその繰り返し そのうち自分の順番がきて そう思ってくれる人がいるといいな
私の妄想は 人の辛いエピソードの時に 一番威力を発揮する 相手を悲劇のヒロインにして それが自分に乗り移って 胸がはりさけそうになって つらくてつらくて 何かしてあげたくって 何ができるか悩んで悩んで 泣いて泣いて 相手に会うと 意外とあっけらかんとしてて とっても救われる
妊娠中 つわりがひどくって 毎日トイレに頭つっこんで胆汁吐きながら泣いた 切迫流産になりかけて 怖くって苦しくって毎日ふとんをかぶって泣いた 水分もとれなくなって 情けなくって点滴しながら泣いた 涙がもったいなくって 歯を食いしばって泣いた やっと食べられるようになったフルーツトマト 買ってきてパックを開けて裏返すと ヘタにカビが生えてて 大声で泣いた そんな話を 娘にすると おかあさんかわいそうと 泣いてくれた その娘にもらい泣きしてまた泣いた あの時 お
娘をひとことで表すと 「おひとよし」につきる わたしも大概なお人よしだけど むすめはもっと筋金入り 彼女はすぐに自分のこころを置き去りにして 相手の満足することを一瞬で見つけて 実行する 相手の人の反応をみて 満足して幸せな顔をする とってもやさしい世界に彼女はすんでいて 悪い人なんて一人もいなくって みんなを平等に愛している このままの彼女で生きていけますように あなたが怒らないから わたしが代わりに怒るんだよ