編集長が選ぶ今月の注目記事!地域新聞社【2024年9月】
こんにちは!
ご存じの方も多いと思いますが、弊社では地域密着のフリーペーパー「ちいき新聞」を発行しています。 千葉県・茨城県の一部エリアで全40版、約173万部を毎週発行。その記事は、各地域にお住まいの「ちいきライター」さんがネタを上げ、取材・執筆してくれています。
そんなライターさんが書いた記事の中から毎月1本、編集長が「これは!」と思う記事を「地域を超えてシェアしたい、今月の1本」としてピックアップしています。
それでは、9月の「1本」を選出理由とともにどうぞ!!
今月の1本に選ばれたのは…
P.Nマットさんの「船橋ヘルスセンター」です。
\ ちいき新聞のWEB版「チイコミ!」掲載中 /
【選出理由】編集長 寺本より
9月の1本に選ばせていただいたのは、P.Nマットさんの「船橋ヘルスセンター」です。
こちらは、現在ららぽーとTokyo-bayやIKEAが建つエリアに、昭和30年から22年間営業していたレジャーランドのヒストリー記事です。
「東洋一大きい、楽しい、安い。温泉プラス海の娯楽の巨大デパート」と聞くだけでわくわくしてしまうキャッチコピー。遊園地に遊覧船、海水浴場、飛行場(!)までを備えた充実のアトラクション。さらに、人気スターもやって来たとのこと! これはもしかして、某有名テーマパークに負けず劣らずのスポットなのでは…。1977年に惜しまれながらも閉園となるのですが、記事の最後にその後の船橋エリアの産業の礎を築いた旨にも触れ、読後感も◎。当時の盛況ぶりが感じられる貴重な写真にも知的好奇心をくすぐられます。
2歳ごろまで中山競馬場の近く、それ以降は千葉市で育った私にとって、ららぽーとは「ちょっと特別なお出かけ先」でした。「中学の頃には、その近くに『ザウス』という室内スキー場ができてのう…」と得意満面で思い出話を披露していたのですが、まだまだ甘ちゃんだったことをこの記事を読んで痛感! 当時を知る人には懐かしく、知らない人には新鮮な、「誰かに伝えたくなる」記事だと思います。
「新しい事」だけでなくこうした地域に根差す「歴史」も、ニュースになり得ると改めて実感しました。マットさん、ありがとうございました。
担当編集 古谷より
マットさんは4月にライターとして契約して以来、たくさんのネタ提案と数多くの取材・執筆をしていただいています。
船橋ヘルスセンターについては、以前、谷津遊園の記事を作成して人気だったことから、いつか取り上げたいと思っていました。そんな中、マットさんから船橋ヘルスセンター内にあった飛行場を取材したいという提案があり、「どうせだったらセンター全体を」とリクエストして記事作成に至りました。対象を広げたことで下調べや執筆のご負担も増えて申し訳なかったですが、しっかりとした取材で施設の概要や社会情勢、どのように生まれなぜ消えていったのか…を分かりやすくまとめてくださいました。
記事掲載をきっかけに、多くの読者の方から当時の思い出を語る投稿や「懐かしかった」という声を頂いたことも、大きな財産です。「ちいき新聞」によってポジティブな体験(=記事を読んで心を動かされることも含まれます)をする人を地域で増やしていくことが我々のミッションでもあるからです。
ちなみに全くの偶然ではありますが、この記事が出て約2週間後の「アド街ック天国」船橋特集でヘルスセンターが紹介されました。司会者も「行きたかったなあ」とコメント、写真付きでかなり大きく取り上げられましたので、視聴者の中には「あ!最近ちいき新聞に出てたアレか!」と思い出した人もいたのではないか…と密かにほくそ笑んでおります。
丁寧な取材で大作を担ってくださったマットさんに改めて感謝申し上げます。
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