マガジンのカバー画像

企業ブランド化

3
運営しているクリエイター

記事一覧

「〇〇産赤霧島!」宮崎県or鹿児島県、どっち!?

ある居酒屋でのことです。『宮崎産「赤霧島」入りました!』と、壁に大きくPOP(広告チラシ)が貼ってありました。珍しい焼酎で、頼もうかな?でも他にしようかな?と悩みながらメニューを開くと、そこには『鹿児島産「赤霧島」』の表記。あれ、どっちだっけ!?と思いながら注文へ。 古川「赤霧島を頼みたいんですけど、宮崎?鹿児島?どっちでしたっけ(笑)?」 店員Aさん「あれ??どっちか、間違ってますね(笑)すみません~。」 で、注文した赤霧島を持ってきた店員Aさんは、若い男性店員Bさん

林業のライバルはパチンコ!?

この日の出張は、本州の中で、東京からもっと遠い場所ともいわれる島根県西部。時間距離が遠いという意味ですが、私は広島経由でバスに揺られて3時間、ようやく益田に到着しました。目の前には本流にダムがひとつもない美しい川、高津川が流れる風景が広がっていました。この地域には、西日本で5番以内に入るような大規模の林業素材生産会社もあります。出張の目的は、高津川流域林業活性化センター主催で開かれた講演会に呼ばれたためで、マーケティングの話を中心に、森林資源の活かし方、地域連携のビジネス論な

こだわりとへんくつ

ある時、仕事において「こだわり」のない人のほうが成長しやすいのか、「こだわり」がある人のほうが成長しやすいのか、「こだわり」がある方が儲かるのか、そうでないのか、そんな話題になりました。成長についていえば、若い時代は、色々なものを素直に吸収したほうがいい、成長できるということで、変な「こだわり」は捨てて、多くを経験しなさいとよく言われるものです。とはいえ年齢を重ねるほどに何らかの「こだわり」ができ、例えばコンサルタントからの提案といっても、お客様にとっては聞きたくない自分だけ