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企業は成長し続ける意識が重要

ビジャイ・ゴビンダラジャン教授いわく

戦略とイノベーションに関する世界的な権威の偉い教授による、投資家が企業の何を注目しているかという記事。投資家じゃないくとも、自分の勤めてる会社を客観的に見るのに役立ちそうと思った。


投資家から企業へのアドバイス、5つのポイント

  • 価値創造に絶えず焦点を当てよ

  • チャンスが来たら、つかみ取れ

  • 価値の刈り取りに忙しい時は、背後に注意

  • 戦略について定期的にコミュニケーションを

  • 業界動向に合った戦略を決定せよ

目先の利益を優先せず、常に価値創造しろ、という内容。そのためには常にイノベーションが必要不可欠で、目線は将来に向かっていること。投資家は将来性が一番気になるらしい。

会社員していて自分の勤めている会社が将来どうなるのか、めちゃくちゃ気になる。ビジョンじゃなく戦略も知りたいところ。

続いて、書かれてた重要ポイントは価値の刈りに忙しい時は、背後に気をつけろってやつ。これは、勝機を得て儲けてる時には既に後発の会社が虎視眈々と次を狙ってきているぞってことらしい。だから、続けてイノベーションしろってことになる。

ちなみに、儲ける時には大胆に儲けるべきだ!とも書かれてあり、ベンチャーは意外と儲ける時に儲け損ねる(儲けるのが下手なケース)があるから気をつけろ!と叱咤激励している。

なんとなくわかるー。良いベンチャーの精神性は大事だけど、儲ける時は切り替えなきゃなー。

利益を犠牲にしてもシェアを取るべき

かなり思い切った意見だが、今の市場構造は勝者総取りに近く利益を生み出した後、後進には何も残さない。後進からの追随を退けるために場合によっては利益を犠牲にしても、トップのシェアを維持する事が重要であるとのこと。もちろん、一時的なシェア維持だがその間に後進を分析して戦略的に後進を超えるイノベーションを起こす。

企業がコミュケーションできる

戦術や戦略がいくら状況に適していても、企業のプレゼンが下手で投資家に正しく伝わらない場合は、投資を削減する動きになる。状況は刻一刻と変化する中で、変化に対応した施策や考えを発表し市場とコミュニケーションできているか?という点を投資家はみてる。

会社員で働いてて、会社からのメッセージの少なさに驚いている。ゲームソフトのバージョンアップの方が頻度高い。日本企業は特に会社から社員に対してコミュニケーションが少な過ぎる気がする。


会社に将来なりたい姿があるか、それを社員や市場に伝えているか。シンプルだけど、出来てない会社が多い。企業が企業成長を目指すと宣言してるが、従業員に対して扱いが雑な会社が多い気がする。人が育つ環境じゃなければ、企業は成長しないんだけどなー。大企業ほど、分業化して従業員の成長速度や成長範囲も遅く限定的になりがち。


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忠犬管理職(ちーけんかんりしょく)
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