私の仕事について(マインド編)

今回は、私が仕事というものに求めていること、
そして日々仕事をする中で意識していることについて書き出そうと思います。

常にこれを意識して取り組んでいる！というわけではなく、
今回投稿するにあたって改めて振り返り、整理した内容です。

ちなみに今回は秘書についてのマインド編ですが、
前回の記事で実務編も挙げています。

仕事に求めるもの

仕事の軸というのでしょうか、どういう時にやりがいを感じるのか、
ということでもあります。
【自己紹介】の記事でその変遷については触れましたが、
より掘り下げた内容を記録しておこうと思います。

1年ほど前、この価値観をしっかりと言語化・可視化したい
と思いノートに書き出して整理したのがこちらです。

＊その際、こちらの書籍を参考にしました

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド

1.求めるものランキング

まずは1位から3位まで挙げます。

1位　サポート
直接的に誰かの役に立つ・人の成長や成果の手助けをする

2位　自己成長
ただサポートをするだけでなく、自分自身のスキルにもなる

3位　思考
単純作業をし続けるのではなく、頭を使って常に工夫や付加価値を生み出せる

1位が叶っていればそれで良いというわけでは決してなく、
3位が満たされて初めて2位が、2位が満たされて初めて1位が満たされる、
というピラミッドのような構造になっています。

2.私が仕事をする目的

上記の1〜3位を文章にしてまとめるとこうなります。

自分の頭で考えて行動し、スキルを身に付ける。
それを人に提供することで役立ててもらう。

3.自分の取扱説明書

自分の強みについても振り返りました。
これといった強みなんて…と思っていましたが、
一度じっくり自分と向き合って考えてみようと内省した結果、
「何気なくやっていたけれどこれは人よりも得意かもしれない！」
と気付いたというものです。

相手の意向を汲み取り、
正確・迅速に形にすることができる。

日々の仕事をする上で意識していること

仕事の軸・目的を明らかにした上で、
ここから先は私が意識していること、
大切にしているマインドを3つ挙げようと思います。

1.思考を止めない

秘書というとカッコ良いイメージもありますが、
実際には、人によっては雑用と感じてしまうことや
毎日同じことをしている部分も多くあります。

そんな時、ついただの作業になってしまうことがありますが、
それが続くと「退屈」「何してるんだろう」とマイナスの
感情が生まれやすくなると気づきました。そのため、思考停止してただの作業になっていると気付いた際には
「その仕事の意味」を考えるようにしています。

例えば自社のイベントに招待したお客様宛てにチケットを送付する作業。
アナログですが、配達状況を追跡できるよう、100件以上の宛先を
手書きで伝票に書いて行きます。
それ自体は誰にでもできることですが、
「それを自分がしなかったら」と考えると仕事の意味が見てきます。
実際に発送の時期になると、そのイベントを毎年楽しみにしているお客様から、
「毎年そろそろかと思うのですがまだでしょうか」と
連日確認の連絡が入ります。
宅急便の追跡番号で状況を調べて
「昨日発送しているので明日には届くはずです」とお伝えすると、
とても安心されます。

単純作業も、考え方次第で意味のある仕事になります。

2.ジョブクラフティングマインド

1.思考を止めない と重なる部分もありますが、
自分がその仕事をどう捉えるか、です。

よく聞く話です。
あるところに3人の男がいました。
3人は同じ作業をしていますが、
「あなたは何をしているのですか」という質問に対し、
1人は「レンガを積んでるんだよ」と、
1人は「レンガで塀を作ってるんだよ」と、
1人は「町の人々が集まる大聖堂を作っているんだよ」と言いました。

その仕事に一番やりがいを持って、モチベーションを持って
取り組んでいるのはもちろん3人目です。

同じことを何年もやっていると、ふと、もっとやりがいのある仕事をしたい、
何やってるんだろうという気持ちが出てくることもありますが、
どんな仕事でも、自分の捉え方次第だという考えに立ち返るようにしています。

3.自分が依頼した側だったらという視点

自分のペースだけで仕事ができれば良いですが、
組織で働いていればイレギュラーや他の部署からの依頼の方が
多い日もあります。

時間のある時は気持ちよく引き受けられても、
忙しい時や、依頼内容が負担の大きいことだったりすると
つい画面を見ながら声だけで返事をしてしまったり、
「あー…了解です」のような返答をしてしまったり。
我ながら精神的に未熟だなと感じることもまだまだあります。

それでも、できる限り
自分が依頼した側だったら
という視点を思い出すようにしています。
こちらはその日５回目の他部署からの依頼でも、
相手はその日1件目の私への依頼です。
1件目なのにめんどくさそうな顔をされたら、
私だったら「忙しいのにすみません、、、」と
恐縮してしまいます。
関係性のある人ならこちらの気持ちも汲んでくれますが、
普段あまり関わらない人からしたら、その一回で
「怖い人」「感じ悪い」と思われかねません。

相手のためはもちろん、
自分自身「もっと明るく対応すればよかった」と
後悔しないためにも、この視点を大切にしたいです。

まとめ

マインドについては経験を重ねる中で変わってくることも多々あると思います。
秘書をさせて頂くようになって5年ちょっとの現時点での内容です。
今後も自分なりにアップデートしていきたいです！