長女が自分のことを「僕(ぼく)」と言います。
タイトル通り
長女(本日3歳の誕生日)は自分のことを(たまに)
「僕(ぼく)」と言います。
「僕は〇〇(自分の名前)です。元気です!」と
はっきり。
保育園で練習しているのでしょう。
私はそれを聞くたびに、
ドキッと
します。
私が幼い頃に比べ
ジェンダーに対する世の中の考え方は変化してきているようです。
というか、幼い頃なんて考えもしなかった。
なんなら大学生くらいまで、自分には関係のない話だと思っていた。
肯定も否定もなく嫌悪感もない。
無関心の状態である。
そんな私でも
大学生の頃。
女性も男性も恋愛対象な友人(生物学的には女性)が、できた。
というより、後にわかった。
友人は、それほど隠すこともなく後輩の女の子と付き合っていた。
私はその友人の存在が新鮮だった。
嫌悪感はなく、正直に尊敬していた。
その堂々とした振る舞いがカッコよく見えたのだ。
そんな思い出もあり、私自身いわゆるLGBTQの方に対する違和感や嫌悪感みたいなものはないんだと思っていた。
しかしそれは少し違ったようだ。
私は長女が「僕」と言っただけ、ただそれだけでも
心がざわついているのだ。
子供が生まれてから、自分の子供がLGBTQである可能性は大いにある。
もしそうだったら、変えられることではないし、親として尊重したいし、子供たちが生きやすい環境に身を置いて幸せになって欲しいと考えることも何度かあった。
それでもいざ長女のその言葉を聞くと、なんだか少し不安になり、
「私(わたし)ね」と教えている自分がいた。
そこに気がついた時、
まだまだだな、私。
って思ったよね。
まぁそんな自分の気持ちだって仕方ないし、
今はそんな気持ちだということを認めよ。
今後子供たちが自分の性に対して、どのような自覚を持っていくのかはわからない。
親である私は
それをただ認めて尊重するだけ。
尊重する努力をするだけ。
長女の「僕」発言