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友だちの話
私は友だちが多い方ではない。
今でも「友だち」と胸を張って言える人は、
指折り数えられる程度しかいない。
小学校、中学、高校、大学と進路を進んできたが
学校に在籍していた頃仲良くしてた友だちはいた。
しかし、それぞれ卒業すると
疎遠になる子がほとんどだ。
なんで疎遠になっちゃうんだろう、と
ふと考えてみたところ、
2つくらい理由があることに気がついた。
①同じ環境にいたから
まず、人が仲良くなるきっかけは
同じ時間、同じ場所で過ごしているかどうか。
同じクラス、同じ部活、同じサークル。
何か共通して取り組んでいること、
共通して目指している目標があること。
これらがあることで、人が近づく距離感が
決まってくるのではないか。
引退したり、卒業したりした後に、
全く関わらなくなってしまうのは
「共通の何か」という、
人と人を結びつけている糸が切れてしまうから。
同じ部活や、サークルじゃなかったら
仲良くならなかった人がいるのは
そういう理由だからだと思う。
私が通っていた高校は、卒業後に
大学へ進学する人と就職する人が半々だった為、
進学組と就職組で綺麗に付き合いが分かれていた。
②そもそも1人行動が好きである
これは私によく当てはまるなと思うことなのだが、
どこかへ遊びに行ったり、何かするにしても
1人で完結させてしまう人間は
友だちと疎遠になりやすい。
まあ、ソロ活楽しんでる様子をバシバシSNSに
あげてりゃ、そりゃ誘いづらいと思いますとも。
「あ…あいつは1人で何でもやるんだな…」
と周りから思われることがほとんどなので、
誰かと一緒じゃないと何もできない子たちからは
特に嫌煙されていると思う。
私自身もその辺ドライなところがあって、
誰かを誘わなくても1人で楽しいし、
自分のペースで過ごすのが楽なので
本当に会いたい人や、
本当に大事に思っている人にしか
遊びに誘ったり声をかけたりしない、のもある。
子どもの頃、「友だち100人できるかな〜?」なんて童謡があったけど、大人になりゃ自分の理解者となる良き友が2.3人いれば充分。笑
SNSのフォロワーですら100人いないよ。笑
だから、友だちが少ないことに悩むことはない。
むしろ、一人一人との関係を大切にできていることが、自己肯定感を上げてくれる。
友だちいないと寂しい人って見られるのが
尺には触らないけど、
友だちいないと何もできないあなたよりは
豊かな人生送ってまーす、くらいに思っときゃ
大丈夫。
自分のペースに合わせた人間関係を大事に。