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ホワイト企業を退職してアフリカへ

恋愛のお仕事をしている私ですが、
2018年1月~2020年1月まで
アフリカのルワンダという国で
青年海外協力隊として活動していました♡

今回はよくリアルな友達からも質問される
『なぜアフリカに行こうと思ったのか?』
について、お話します♡



そもそもなぜアフリカへ…?

アフリカに行った理由は、
青年海外協力隊として活動するためでした!

一口にアフリカと言っても、アフリカ大陸ってかなり広いです。
ぜひ世界地図を見てみてください!!

そんな広大なアフリカ大陸の
真ん中よりちょっと東側にある
四国くらいの小さい国、
それが私の派遣国「ルワンダ」でした。

青年海外協力隊の任期は2年です。
私は2年間、この「ルワンダ」という
小さな国に住んでいました。

協力隊の応募は、
国ではなく、職種で選びます。

私は特別な資格など無く、
ただ理系の大学を卒業しただけ。

どんな仕事ができるかな~?
と探していると、
「理科教育」
という募集を見つけました。

当時はアジアの募集は
教員免許必須でしたが、
アフリカの募集は
理系大学卒なら誰でも歓迎!

じゃあせっかくなら思い切って
アフリカに応募してみよう♡

こんな感じで
行けそうなところを絞って
たまたま決まったのが
ルワンダだった。

…という感じなんです!笑


青年海外協力隊に応募した理由

私はサラリーマンと専業主婦の両親の元、
まさにクレヨンしんちゃんのような
日本のごくごく平凡な家庭に生まれました。

学校にも行かせてもらえたし、
衣食住も満たされていました。

虐待を受けることもなく、
欲しいものは買ってもらえるし、
習い事もやりたいことを
やらせてもらっていました。

学校には友達もいて
特に大きないじめはなく、
かわいいと言ってもらうことも多くて、
勉強も比較的できました。

ごくごく普通の家庭で
どちらかと言えば
恵まれた環境が与えられて、
なんの問題もなく育っていたんです。


なのに漠然と、
私は幸せじゃない。

そう思っていました。


確か中学生くらいの頃、
学校かテレビかで貧しい国の人たち
について知って以来、

「何で私は何も頑張ってないのに
 普通にごはんが食べられて、
 きれいな服が着られるんだろう?

 どうして同じように生まれてきて
 それが叶わない人がいるんだろう?」

と疑問に思うようになりました。

そこから

「もし私が日本に生まれてなかったら、
 どんな人生だったんだろう?」

「なんで生まれた場所で
 こんなにも違うんだろう?」

「なんで世界はこんなにも
 不平等なんだろう?」

「私はこんなにも恵まれてる!
 なのに…あんまり幸せだと
 思えないのはなぜ?」

「幸せって何だろう?」

こんな風にいろんなことを
考えるようになりました。


そして「世界を見てみたい!」という
気持ちが強くなっていきました。


でも、、、
当時何も知らない
学生だった私にとって
海外旅行=
お金持ちのお嬢様しか行けないもの
だと本気で思ってたんです!!!!笑

国連や外務省などにも
興味はあったけど、
私には遠い世界…。
どうせ無理…。

そんな風に最初から
決めつけてしまいました。


初めての海外ボランティア

そんな私でしたが、
大学2年生の時…


彼氏に3股されました!!!!!笑


恋愛にのめり込んでた私にとって
かなりの大事件!!!

でも!!
この事件おかげで
「自分の人生を生きなきゃ!!」
とハッとしたんです♡

そして急にコレまで
行ったことのない
海外旅行に行ってみようと
思い立っちゃったんです。笑


海外旅行は人生で1回しか行けない!

なぜかそう思い込んでいたので、
ヨーロッパも興味あるけど
せっかく行くなら
日本と全く違う世界を見てみたい!

…と思って、
初めての海外旅行で
インドのマザーテレサの家の
ボランティアツアーに参加しました。


初めての海外は本当に
刺激的で、楽しくて。

でも同時に、
ボランティアに違和感も
持ちました。
世界中から押し寄せてくる
マザーテレサの家のボランティア。

人気すぎて、当初の予定よりも短く
3日間のうち半日ずつしか
お手伝いさせてもらえないことに
なりました。

3日だけ、しかも半日だけ。

孤児院に行きましたが、
できることが全然ない。

『ボランティア体験』をしただけで
全然意味がなかった…

そんな風に感じてしまい、
そこからしばらくボランティアから
足が遠のくようになりました。

でも、初めての海外は本当に
刺激的で楽しくて!!

そこから海外旅行にハマり、
英語を真剣に勉強し直して、
長期連休のたびに
世界中を一人で旅するように
なったのでした♡


やっぱり諦めきれない国際協力

インドに行ってから
一旦は国際協力はもうやめよう。

そう思ったものの、
本当は大学生の就職活動の時に
「国際協力」
という言葉が頭をよぎっていました。

でも…
理系に進んでしまった私には
国際協力の世界なんてもう無理

インドで意味なかったじゃん!

そんな言い訳をして
挑戦を諦めました。

ただ!海外は大好きだったので、
理系だったら
自動車関係のメーカーに入れば
途上国の工場とかには行けるかも!

…と思い、
「グローバル企業」ということを
アピールしていた企業に就職しました。

でも…
実際に入社してみると
期待通りに海外に行くことはできず、
ホワイト企業なのにやりがいが感じられず、
毎日涙が出る日々に…。

そんな日々に嫌気が差して
ようやく
やってみたかったことに
挑戦する!!!
と決めることができたんです。


なぜ協力隊?

ただ国際協力と言っても、
民間企業にJICA、国連、NGOなどなど
調べてみるとたくさん選択肢があるんです!

そんな選択肢がある中で、
私にとって一番大切だったのは
現地の人と近い立場で関われること!!

学生時代にたくさん旅行をしたけど、
一つの国に対して長くても
1~2週間の旅行。

途上国が大好きだったけど
でも旅行だから楽しかったのかも…。

だから現地に住んで、
近所の人とかと仲良くなって、
現地で友達を作って、
その国の暮らしを
体験してみたかったんです。

そしたら、『幸せとは何か?』が
もっと見えてくるかもしれない!!

そんな理由で青年海外協力隊に
応募することにしました♡


途上国での暮らし

いざ行ってみると
もちろん大変なことはたくさんありました。

家の水道は蛇口はあるけど水が出ない。

肌の色が違うからそれだけで目立って、
ジロジロ見られるストレス。

3か月に1回体調崩し、
38℃以上の熱、腹痛、肺炎などなど
病気のオンパレード。

最初はおいしいと思っていたごはんも
バリエーションが少なすぎてしんどくなる。


不満を言いまくってる時もありましたが
(ヨガを知っていればもっと穏やかに過ごせたのに…笑)、

それでも日本にいたときよりも
幸せを感じる瞬間が圧倒的に多く
て、
帰国して約3年たった今でも
行ってよかったな~♡と思い出に浸っています。

アフリカ生活や実際の活動については
書くと長くなるので、
また別の記事で書こうと思います。


益々わからなくなった国際協力

最高の2年間を過ごしたのですが…

実は国際協力が本当に良いのかどうか?
私はわからなくなってしまいました。

これまで何十年も支援が続いているのに
あまり改善しているように思えない格差。

支援してあげる、
という上から目線になってしまう態度。

政府の都合による支援。

そして支援を受ける側も
どうせやってもらえる!
お金がもらえる!
…という感覚が見られること。

支援を続けても
根本的な解決になるのかな…?
本当にこれでいいのかな…?

と、私は協力隊に参加する前よりも
わからなくなってしまいました。

そんな中出会ったのが『ヨガ』でした。

次回は『ヨガ』について
詳しく書いていきます♡


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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