「こんな」出来事かもしれませんが、私にとっては大きな事件なのです。

彼と離れる日がやはりできました。
確定ではないけど、確定だと思っていてほしいとのことでした。

最低２日だとしても息が苦しくなるくらい不安です。

２週間前に、私はちゃんと後押しの言葉はかけれたものの
今回、少しばかり「前回どちらかというと行かないって言ったじゃん」
と言ってしまいそうになりました。

最初は、「大丈夫だよ」といい人になることを頑張って頑張って
振り絞って言葉を発しました。

しかし、数時間過ごしているうちに気持ちも体も疲れてしまいました。
久しぶりにお昼にベッドで横になり、眠ってしまいました。

私が彼に文句のような言葉を言ってしまったのは、
お昼寝から目覚めた後のことでした。

それでも、彼は怒りませんでした。

むしろ、もうすぐ誕生日なのに悲しい気持ちにさせてごめんねと
謝ってくれました…。
謝る必要なんて全くないのに。

今回、離れる理由は、彼が実家に帰るだけなのです。
実家に帰る理由までは書けませんが、実家は遠いので、
最低でも２日は離れることになります。

そして、今回やはり行こうと考えてくれた理由の中に、
「私との結婚を前向きに家族にも考えてもらうため」も含まれていました。

そんな理由も聞いた上に、私は文句を言ってしまいそうになったのです。
少しでも口にしてしまっているので、文句を言ったのだと思います。

自分が情けなく思いました。

それでも、私は
文句みたいなことを言ってしまったけど
それで左右されていくのを辞める理由にはしないでほしいと
本当にわがままなお願いを彼にしてしまいました。

ただ、彼が実家に帰るだけ、
「こんな」出来事かもしれませんが、
私にとっては大きな事件なのです。

ただ、今回私自身にも、違う部分がありました。

１つ、後押しができたことです。

以前の私なら、恐らく何かしら理由を考えて
彼のことを引き留めていたのではないか。

そして、荒れ狂わなかったことです。

当たり前かもしれませんが、
そうなのです、私は苦しすぎると荒れ狂ってしまうのです。

１番大きかったことが１つ。

落ち込みが長く続かないことです。

今、落ち込んでいないというと不安になるし、
いやいや落ち込んでいるよと言いたくなる自分もいるのですが

確かに、離れる不安もあるけれど、
不安で動けなくなるまで今はいかないのです。

それは、少し文句を伝えたからかもしれないですし、
後押しができてうれしかったからかもしれないです。
はたまた、彼が結婚を考えて行動しようとしてくれたことが
めちゃくちゃうれしいのかもしれません。

きっと、全部理由なのかもしれません。

私が成長したのかもしれません。

そう思うと、うれしくて、また元気が出ます。

本当に不思議です。
動けなくなるくらいの大事件が起きそうなのに、
笑って過ごせるのです。

本当に、不思議です。

昔の私は、

私は離れて苦しいのに、
離れることを選択しなくても大丈夫なのに選択するということは
私のことが好きではないの？私と離れたいの？

そんなことしか考えられませんでした。

私は、きっと、
ずっとずっと人のことが信じられなかったけど、
彼の純粋な優しさが私を変えてくれたのだと思います。

苦しいけど、なぜか気持ちはスッキリしています。

また、不安定になるかもしれませんが
それでも気持ちは少し軽い。

本当に、本当に、不思議で涙が出そうです。