愛菜(ちかな)

愛菜、これでちかなと読みます。 普段から感じた事をなんでもiPhoneのメモ欄に自己満…

愛菜(ちかな)

愛菜、これでちかなと読みます。 普段から感じた事をなんでもiPhoneのメモ欄に自己満で綴っていただけでしたが、せっかくなので私の見たもの、感じたもの、価値観等をこれまた自己満でここに書いていこうと思います。 小説とかも書きます。

最近の記事

ドライとウェット

この間、遂に藤本タツキのルックバックを観た。 又吉も絶賛していたし、「このマンガが凄い!」の見出しを何度も本屋で目にしていたからあえて漫画は手に取らずに映画を先に期待して見に行ってみたら、期待の上をいってしまった。 号泣もいいところ。片手に持ったハイボールのカップを揺らしながらウワンウワン泣いた。 元々1人で映画館に行く時は決まって、溜まっている涙を出し切りたい時か、エマ・ストーンが出ているからかのどっちかに決まっている。 なれば、藤本タツキが天才だという以前に私の情緒がか

    • 人たらしなのがずっと悩み。 だって人間大好きなんだもん。

      • 最近の一言つぶやき集

        • いのちのまつり

          オアシスが再結成した。 きっと5年後あたりに”ここ最近”の日々を思い出す時はオアシスが再結成した日をわざわざ検索して「ああ、あの出来事たちはもう5年も前の事なのか」と思い出すのだろうな、と思う。 一週間程前、長野の山奥の野外パーティに参加した。12年に一度のドランゴンイヤーにしか開催されないというこのぶっ飛んだパーティの告知を見た時、「次の開催は12年後か、生きてるかな」とただ思った。 そう思ってからの行動は早く、チケット枚数選択の画面と一瞬睨めっこしてから「1」を足早に押

        ドライとウェット

          カレーのシミくらいに

          朝から右足の小指をトイレの扉に思いっきり挟んでしまった。 その時はグッッと声を出して終わったのだけど、今になってジンジンきている。(午後14時現在) 出かける前の洋服を決める時間が1番楽しいと話していた友達に便乗して、最近あまり着て行かない洋服をわざわざクローゼットの奥から引っ張り出して外へ出てみたら駅のホームで洋服にぺたりと張りついている古いカレーのシミを発見。 そうだ、このシミがあったから着るのをやめてクローゼットの奥に仕舞いこんだんだった。と思い出す。 「ワシは古株じ

          カレーのシミくらいに

          潮時

          吉本ばななが昨日、このふた文字の漢字のタイトルのnoteをあげていた。 私は有料会員じゃないから、最初の一節ぐらいしか読めていないけれど。 “潮時” ここ最近の私の心の中にあった、言葉で表し難い侘しさはここから来ていたのかと何故かふと、ビビッときて、急に綴り始めたのが今である。 夏の終わりが近づいてきて、次の季節に向けて夏の果物はしなり始め、木々の葉も花も色を変えつつある。 夏の初めから1ヶ月と半分ほどを日本の南国、沖縄の離島で住み込みで働いて、今は大分県の別府市で温泉

          まなこで想う、西表の島

          現在、私は沖縄県の西表島という小さな島の中の民宿で働かせてもらっている。 1人で旅に出てみたい、色んなものを見て色んな人と色んなものを分かち合ってみたい。 という気持ちが多かれ少なかれ昔から自分の心の奥に存在していた私にとっては、今回の住み込みアルバイト旅は大冒険だ。 沖縄本島すらろくに行った事のない私だのに、本島から石垣島をすっ飛ばして西表島に来てしまったのは我ながらに阿保らしいがそれでいて自分らしいなとも思う。 目に飛び込んでくる景色は、見た事のないような綺麗な色彩

          まなこで想う、西表の島

          ハロー、冒険。グッバイ東京。

          情報が過多すぎる タスクが増え続ける 浅くて広くなりやすい その上お金ばかり使ってしまうし、意味がありそうで無い時間ばかりを浪費し続けてしまう空間 (もちろんそんな空間が愛おしくもあり、その空間を一緒に喜びあえる仲間達がいるのは何より尊い事なのだけど。) 霧雨の早朝の外を歩くのが好きなのは、そういう環境から一旦遮断されているような感覚に浸れるからなのかもしれない。 それはまるで少し肌寒い山奥の小道を1人で歩いてるような感覚だ。 知っている場所が落ち着いてしまう事は素敵な事

          ハロー、冒険。グッバイ東京。

          スーパーナチュラル

          彼の事が好きだ 細身なのに程よく筋肉のついた漢らしい腕と 悪い事をするのに慣れてそうな手先 長く伸びた睫毛 キスするとチクチクしてくすぐったい鼻下の髭と 眠たそうな瞼とそれに反して透き通っている瞳 光と光が重なると新しい色が生まれるように、 今の私は彼の光を纏って光合し、発色している 他の人の光では、今の私の色は無い 今の自分の光の色は意外なことに、かなり気に入っている。 細く見えるが漢らしい彼のその腕は、全てを包み込んでくれるような、なにか、丸みを帯びているような物を

          スーパーナチュラル

          最近の頭の中事情

          久しぶりにnoteを開いた、気がする。 いつもnoteの書き始めには苦慮します。 しかし、書かねばならないと思わせるのは私がnoteを始めて15ヶ月間もの間毎月なにかしらくだらない記事を上げ続けているらしいからだ。 運営側もよくできているようで、「今月もなにかしら書いてアップすればあなたは16ヶ月間連続で何かに取り込んでいるように”見えるよ”〜」なんて通知をあげるんです。 とは言われましても。なんて思ってこうしてスマホの画面と向き合っているわけですが、書きたい事なんてこれ

          最近の頭の中事情

          バールのようなもの

          文を書きたいと思い立つ時は大体良い本や良い映画を見た後の事で。 それ以外は、iPhoneのメモ欄に溜まっていってしまっている無意味そうな言葉たちの数々を消費したい時だ。 私にとって”文”は鬱陶しいぐらい頭の中に不意に積み立てられてしまう存在で。 時として読書をしている最中だとか、セックスの最中だとか。 急に降ってくる事があるので全ての文を表現する事は案外難しい。 区切りがいい所まで読んだら降ってきた言葉たちを書き連ねてみようと思っても、本を閉じた時には何を書こうか大半覚えて

          バールのようなもの

          レモンタルト

          ハッピーバレンタイン。 昨日は、徹夜でレモンタルトを作った。 仕事を終え家に着いたのが0時。それから作り始め、気がついたら午前4時30分をまわっていた。 自分の手際の悪さと料理ぐらいなら目分量で作れるのにと毎度思ってしまうせっかちさに呆れる。 お菓子作りは温度と正確な量さえちゃんとしてれば綺麗に、手際よく作れるよ。 とパティシェエの友達が教えてくれた事を、既にオーブンに入れられてしまった私によって無惨にも乱雑に作られたダマだらけの生地がぷくぷくしながらまわっているのを眺めな

          死にたい夜を探して

          この間、ずいぶん久しぶりに「死にたい」などという言葉を嘆いた。 酔っ払っていたのだ。 その厭世的な思考は過去の自分に対しての事だった。 大して死にたいなんて思ってるわけでも無いのに安易にこの言葉を使ってしまって本当に死にたいと思っている人に申し訳ないなと、ただ純粋に思った。 が、過去の自分は紛れもなく、「大いして死にたいなんて思ってもないのに死にたい死にたい言ってんじゃねーよ。」と思う側にいた。 ああ、私も本当に死にたい夜があったな。 冷たく吹き荒れる冬の夜の外、上半身はや

          死にたい夜を探して

          アイスよりマルエフの歳

          “多摩川”という場所の名前にまだ魅力を感じてしまう。等しく”世田谷”や”下北”にまでもどこかこれから慣れ親しんでいきたい気持ちがある。 「エモい」ってなんだよ この言葉がちょうど流行りだしたぐらいにそんな事を呟いてむやみやたらにこの言葉を使わないようにしていたのに結局私が求めているのはエモさじゃないか。 音楽や本や有名アパレルブランドが好きなのはいいけど、果たしてその人がそのもの自体を本当に愛しているのかが分かりずらい世の中になってしまっている。 本が本当に好きなの?それ

          アイスよりマルエフの歳

          書き始め

          あけましておめでとうございます。 書き始めです。 皆様、お正月は快適に過ごせましたでしょうか。 連日、周りのほとんどの人達がゆっくり過ごしたり楽しくお酒をのんでいる姿を見て、もうこのまま皆でダラダラしていようよ〜ビバストレスフリーだよ〜、なんて事を繁華街の呑み屋のおっちゃん達を説得してストライキなんかを起こしてみてやろうとも思ってしまいました。 私は毎年のこと、食っちゃ寝呑んじゃ寝という感じでした。 とは言いつつ、浅草、鎌倉、おばあちゃんの家など、しっかりお正月気分を味わ

          しらなかったもの

          知らなかったものを知っていくということ。 素晴らしい事であり、成長であり、ちょっぴり寂しい。 生きていくにつれ、社会で生きていく上での知らなかった事は段々と、しれっと、当たり前に知っている事になっていて、知りたくなかった事や知らなかったら危なかったような事まで自分の知識として吸収されていく。 私はどちらかと言うと、「知りたくなかった事」なんていうものはあまりない。 もちろん理論上、完全に無いわけではないです。見なきゃ良かった〜とか、知らない方が幸せだった〜とか。そんな経験

          しらなかったもの