小4のクラスでKidsよさカードを使ったら
先日、よさカード第3弾にあたる、Kidsよさカードをリリースしました。
■ 「みんないいところはぜったいあるとわかった」
このカードができあがったのは8月後半だったのですが、実は試作段階だった3月、ある小学校の4年生のクラスで、「よさに気づくよさカード会」をトライアル実施していただいていました。
実施された、そのクラスの担任の先生に許可をいただきましたので、よさカードを使った子どもたちの声をご紹介します!
どれも素敵なんですよね。
「みんないいところはぜったいあるとわかった。」という一文(のみ)のものとか、グッときちゃいます!
「何が出るかわからない」よさカードを楽しみつつ、良さを知る・良さについて考える時間になったことが伝わってきます。
■ 「ともだちに『うれしい』ってなってもらいたい」
実はこの45分間のトライアルでは、よさカードを引いて話すのみでなく、それを経てお互いに「良さ」を伝え合う、よさメッセージのワークもしてもらっていました。
それについての感想を書いてくれた子どもたちもたくさんいました。
自分の良さを伝えてもらうこと以上に、友達に「良さを伝える」ことの喜びを感じた、という声がたくさん!
■ 「大人になっても自分の良さがわかる人になりたい」
さらに、こんなご感想も。
大人になっても自分の良さがわからなくなっちゃうこと、あるんですよね。
子どもの頃から、「自分には良さなんてない」ってなぜだか信じちゃってる人もいる。
この、最初は「ピンとこなかった」けれど、良さがわかり、良さを再確認することの大切さを感じた…この感覚が彼(彼女)にとっての力になったらいいな。
「自信がついた」って感じられるのも、素敵です。
■ クラスでよさカードを引くということ
このトライアルをしていただいたのは、3月、学年の締め括りの時期でした。
この子どもたちの生の声を読みながら、きっとここに表れているのは普段のクラスの雰囲気や子どもたち同士の関係性で…このクラスはすでにかなりよさよさだったんじゃないかな、と思いました。
(よさよさとは、私の造語ですが…よさカードを引くことで生まれる「思ったこと・感じたことを安心して表現でき、受けとめ合える空気感」のことです)
その空気感の中で、子どもたちが初めて出会うアイテムであるよさカードを受け入れ、楽しみ、あらためて「良さ」について発見をしたり体感を得たりしたのだろうな、と。
本当に良かったなぁ、と嬉しく思ったのでした。
新しい学年が始まったばかりの4月の教室には、緊張感や「クラスメイトはどんな子たちなんだろう?」と探り合うような空気感があるかもしれません。
そんなときこそ、Kidsよさカードを使って、「自分を知る」「相手を知る」ということを自然に楽しくできたらいいですよね。
1年間を通して、学級目標を決めたりクラス行事で何をするか考えたりと、「みんなで決める」シーンもあるでしょう。
そんなときも、Kidsよさカードでクラスや行事への思いを伝え合ったり、引いたカードきっかけにアイディアを出したりと、誰もが意見を言いやすい場づくりに活かしていただけたらと思います。
Kidsよさカードを通して子どもたちに届けたいのは、
「思ったこと・感じたことを安心して言える」体験。
それを「受けとめ合う」空気感。
クラスという小さな社会。
小さいけれど、子どもにとっては「すべて」だと感じられることもある、大きな社会。
そこで、「安心して表現できる」「みんな違っていて、それでいい、それがいい」「自分は自分のままでOKなんだ」ということを本当に味わえたら。
その体験は、これから大人になってさまざまな人間関係、コミュニティ、社会と関わっていく中で、きっと大きな力になると思うのです。
Kidsよさカードは以下よりご購入いただけます。