マルドンの塩の謎

わたしはよくブロンコビリーへいく。
ステーキ・ハンバーグのチェーン店で、充実したサラダバーで有名だ。

ここでステーキやハンバーグを注文すると「マルドンの塩(以下、塩)」が提供される(肉類の注文をしなかった場合どうなのかは知らない)。

問題はこの塩をどこに置くか、である。
あらかじめ皿に出してしまうと油や水分で溶けてしまう。かといってこの塩を度々容器から肉にかけるのも面倒なことだ。

そこで私がいつも置いているのが左上のおじさんの部分だ。

おじさんの顔が塩まみれに

肉に塩をつけるたびにおじさんの顔が油まみれになっていく。申し訳ない気持ちも少しあり、他のやり方も模索していたのだが…

正解はなんだったのか、その答えはあっさりと出た。
ある日のこと。いつものようにハンバーグを注文し、料理が運ばれてきたとき、店員さんが「塩を皿にお出ししましょうか?」と訊ねてきたのだ。

是非もない。脊髄反射で「お願いします」と私がこたえると、店員さんが塩を配置したのは、他でもない、あのおじさんの顔の上だった…

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