理系学生の就活なんて余裕よ。 民間編 #01

2.0.「就活」って何から始めればいいんだ?(就活のファーストステップ)

さてこの章では、「就活ってなにそれおいしいの?」というレベルの方からでもわかる、就活のやり方をお教えします。
このやり方に従えば、民間はほぼ100%問題なく取れると思います。

さっそく結論に行きましょう。

1.大学を使い倒す
2.インターネットを存分に活用する
3.必要な金は惜しまない

以上。

はい、以上です。

民間も公的機関も、基本的にはこれだけで何とかなると思います。というか、何とかなりました。
試験用のテキストは買いましたが、面接対策や添削とかは全て大学の就職支援センターで事足ります。
超大手の設計部でもない限り、大丈夫だと自信を持って言えます。

就活の本質は、前のチャプターでお伝えした通り、「社員または人事の人間に好印象を与えられるか」です。これを上手く実践するために、また、インターンシップを苦労せずにクリアするために、たっかい授業料を払っている大学を使い倒してやりましょう!

……さすがに説明が足りないので、もう少し詳しくお話しします。


2.1.大学の使い方とインターンでの記憶

多分どこの大学でも3年生(院生ならM1?)あたりを対象に、インターンの類の講座(科目)やら説明会の案内やらがあると思います。
右も左もわからなければ、まずはそれに出席してみて、就活の基礎を学びましょう。挨拶講座みたいな意味がわからない回に行く必要はないと思いますが、企業の人間としゃべる機会があれば、他学部に交じってでもぜひ行ってください。

人間は単純なもので、集団の中に放り込まれるといつの間にか勝手に流れに乗って進みます。企業側も、大学側も、どちらも互いに責任を持っているので、アトリエでのブラックなインターンみたいなのには巻き込まれないはずですし、ESモドキやら履歴書モドキやらも書かされるのでいい練習になります。

大学のキャリア支援センターも使い放題です。意外とそこでの会話でも、社会人とのコミュ力が培われたと思います。
できればインターンまで参加して、そこで会社、特に社員の様子をよく観察してみてください。

インターンで何をすればいいのか? その答えは意外と単純です。
「自分がこの会社でこの業務をしている姿が浮かぶか?」を考えればいいのです。
例えば設計系なら、インターンの間に、いやでも雰囲気や空気感を感じられると思いますので、果たしてそれが合っているかどうか、ということを丁寧に言語化してみてください。後述しますが、ESを書くときに重宝します。

結局ESや面接で通るためには、「自分がこの会社で役に立てること」をアピールする必要があります。そのためには、インターンでの経験を踏まえて、自分がその会社でどう役に立てるかをよどみなく話せるようになっていなくてはなりません。

インターン終了後には、報告書の類を提出することになると思いますが、実はこれが一番重要だったと言っても過言ではありません。
ここでできるだけ悩むことをおすすめします。なぜなら、これがそのままESに生きてくるからです。詳しくは、後ほど別のチャプターで紹介します。

もしその会社を就職先として考えなかったとしても、その会社にしなかった理由を述べられるようにするために、どちらにせよ必要になってきますから、なるべく徹底的に、自分は何を学んだか、自分はこの会社に入れると思うか?などの視点で詰めておきましょう。まあ多分この辺はインターンのマニュアルに従っていけばよいと思います。

分からないことは、すぐプロに!
大学職員・就職支援員を徹底的に使い倒しましょう。

次は「情報」についてまとめます。

ではまた。

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