見切り発車でもうまくいってしまった。 民間編 #04
3.0.民間内定、たぶんこれで間違いなく取れます。(民間対策)
さて、ここからは民間企業の就活についてです。
とりあえずこれを書き始めた時点では特に方針を詰めていないのですが、下のような感じで順次投稿していこうと思っています。書き上がり次第足していくのでそこは気長にお待ちいただければ…。
1.まずは業界を知ろう
2.インターン珍道中・意識したこと
3.書類・ESの書き方とペーパーテスト対策
4.絶対受かるための面接準備
5.合格を確信した、面接実体験
6.最終面接とその準備
7.なぜ「民間」を選んだのか
後輩(?)の建築学生・理系学生の皆さんの役に立つことを願って、実体験ベースで書いていこうと思います。
公開できる範囲で、自分が書いた書類の類もお見せしますので、遠慮なくパクるなり活用するなりしてください。悪用はやめてね笑
突然ですが、そもそもなぜ就活は辛いと言われるのでしょう?
私は、本気で建築家を目指す人や、OOの専門家になりたい、といった人はそもそも就活で悩んでいないからだと思います。
彼らには「夢」があり、達成したい目的があるので、そのためシンプルにルート構築ができ、それを達成するだけのモチベーションもあるため、就活も関門の一つにすぎず、そこまでつらいと思っていないのではないでしょうか。
世間で声高に言われる就活の大変さというのも、よくよく叫んでいる人を見てみると大抵は明確な強みのない、文系の人のような気がします(おっと)。
もしかするとあなたは(こんなものを読んでいるということは)、特に夢もなく建築学科に来てしまい、いざ就職となって自分がやりたいことがわかっておらず、どこを向いていけばいいかわかってないことが就活を憂鬱なものにしている原因かもしれません。
じゃあどうすりゃええねんという質問に、具体的にお答えしましょう。
ここが就活の辛いところですが、喉元過ぎればなんとやら、がんばっていきましょう。
なお、先に伝えておきたいこととして、私はかなり「ラッキー」だったということがあります。具体的には、以下の通りです。
・時代の流れ
人手不足、フランクな社会の空気、学歴ではなく人柄。昭和だったらこうはいかなかっただろうな、と思う瞬間が多々。
・圧倒的な量の学チカ
建築経験値はその分低くはなったが、そこらの大学生には負けない量の学チカがあった
一つのプロジェクトやバイトなどをしっかりやり切ったことがアピールになる職種もあるので、その辺りは後述「何をしたいか」を基準で考えると良い
・建築学科であったこと
単純に競争倍率が低い、多少のガバは見過ごされた気がする
・インターン先が大当たりだったこと
インターン先が自分の特性にバッチリだった。そのため、基本的に「なんでこの会社に行きたいのか」を突き詰めるだけで良かった。もしインターン先が肌に合わなかったら、どういう職種を希望するかから考えねばならずうまくいかなかったと思う。
・会社が特殊だった
明らかに「普通の面接」ではなかったし、「普通の建築系の会社」ではなかった。そういう意味で、たとえばポートフォリオは要らなかったし、設計技能を問われることもなかった。
社風も独特で(私は好みだったが)、人を選ぶだろう会社だった。あと単純に要求スペックが高く、コミュ力があることが前提、という感じだった。
正直、これらのどれかが欠けても、就活に致命的な影響を与えていたのではと思います。
しかしそのぶん、皆さんには私にない「ツキ」や「実力」があるはずですので、それらを存分に活かして欲しいと思います。
ではまた。
S