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アラフィフからの自分を受け入れていく旅

最近、ふと思い立った「オズの魔法使い」を読み返してみたんです。

内容をすっかり忘れていたのですが、子供の時には気づかなかった「自分を受け入れていく旅」だったのです。

ざっくりとストーリーをお伝えすると、主人公のドロシーは竜巻でオズという国に飛ばされます。

そこで、脳みそな無くて自分を馬鹿だと思っているカカシ
ハートが無いと思っていうるブリキ
怖がりなライオンと出会って、一緒に旅をするお話です。

ドロシーは家に帰る方法を、カカシは賢くなりたくて脳みそを、ブリキはやさしくなりたくて心を、ライオンは勇敢になりたくて勇気を得るために、オズの魔法使いに会いに行くのですが・・・

実は、
一番、賢かったのはカカシで
一番、共感力があったのはブリキで
一番、勇気のある行動をとったのはライオン
でした

そして、オズの正体は、魔法使いではなかったのですが、魔法が無くても
願いは既に叶っていたんです。

どういうことかというと、脳みそがないと思っていたカカシは、旅を進めていく上で危険な目に遭うと、ちゃんと知恵を絞って出していました。
知恵がないと気づくだけの知恵があるということ。

心を取り戻したいブリキは、仲間を思いやる行動をちゃんととっていました。心がないと気づくだけの心を持っているのです。

勇気がないと思っているライオンも、自分の身を呈して仲間を守る行動を
とっていました。勇気がないと認める勇気があるということでもあります。

自分には「ない」と思い込んでいただけで、本当は持っていたことってありませんか?

私たちって、自分のことは案外わからなかったりします。

「欲しい!」と思っているということは、それに価値を感じているということ。自分が「価値を感じている」ものだからこそ、出来ているかどうかの判断も厳しくなっちゃうんです。

なので、カカシやブリキやライオンのように、本当は持っているのに「ない」と思い込んでしまう…

「ない」と思い込んでいると「ある」ことにも気付けません。
もし、「こんな自分になりたいな」と思っている特性があるなら、

それが自分に本当にないのか
今まで発揮しかことが一度もなかったのか

確認してみてください。

小さくてもいいんです。
​​​​​​​「大したことない」と人と比べないいいんです。

何十年も生きてきて、強みが何もない人なんていません。

自分にも「ある」ということに気づいたら

それをもっと発揮するにはどうしたらいいか?
も考えてくださいね。

「青い鳥」の物語でもそうですが、私たちは、自分が大切だと思うものが、「すでに自分は持っていたんだ」ということに気づく旅をしているのだと思います。

もっと、もっと豊かになるためにね。

ドロシーは何に気づいたか?

ちょっと長くなっちゃたので次回書きますね。

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