日本語教育100%の5歳児がバイリンガル幼稚園に通い始めた話③
こんにちは。
駐在ワーママです。
今日も来てくださってありがとうございます。娘の幼稚園入園ばなしの現時点の最終話です。
前回の記事はこちら、
日本語100%からドイツ語、英語のバイリンガル幼稚園に通い始め1か月近くたち、慣れてきたところまででした。自信が少しついてきた5歳児にも言葉の壁を感じることが出てきました。本人の気持ち、周りのアドバイス、先生のサポートがあり少しづつ先が見えてきました。
9.年齢により慣れ具合は変わる
幼児なら幼稚園入れば覚える、ような感覚でいた私ですが、年齢が上がってくると幼児同士でも言語で伝えるようになるため、お互い躊躇するところもでてくるようです。
娘→ドイツ語でなんて言ったらいいかわからないから何も言えなかった
友達→ドイツ語で話してもわかるかわからないから言えなかった
ただ小さい年齢の子は言語発達が進んでいないため一緒に遊ぶのが言語の役割を果たすので、言葉わからなくても遊んでコミュニケーション取れます。
勿論大きい子でも一緒に遊びますが、その中でルールの説明とか共感は言語になっちゃうみたいです。。。
9.日本語で話す環境
娘は言葉の発達が早くよく喋る子です。娘が言いたいことが言えた状況から一転、言えなくなりましたので、それによるフラストレーションはたまっていたと思います。参加していた日本語の絵本読み聞かせを本当に楽しみにしていて、そこですごーくたくさんお話していました。あと、マルチリンガル家族向けの日本語の習い事講座が丁度開催されてたので参加しました。家族以外に日本語で話して、聞いてもらって、というのが本人にとってうれしいようでした。自信を取り戻せた、ような感じでしょうか。
10.先生とのコミュニケーション
やはり先生は強い味方です。子供の発達、第2言語の習得もわかり普段の子供もよく見ています。普段のお迎えは夫ですが、たまに私が仕事抜け出して行って、先生に状況聞いたりうちでの様子を伝えたりするようにしました。フォローアップ面談もあったので、語学習得と友達づくりについて話し合い、語学習得を促すため先生の方でも積極的にドイツ語で話してもらうことにしました。ドイツ語を優先させたのは、本人の意思もありますし、できればローカル小学校に入れたいと思っているのもあります。
10.オンラインチューターとの出会い
とはいっても、家庭が100%日本語だとドイツ在住、幼稚園でドイツ語聞いていても覚えは悪いです。周りのマルチリンガル環境子育てされている方に聞くと、現地語習得の際は家庭教師かその言葉で遊んでくれる人をお願いするのも手、という話を聞き、オンラインチューターを探すことにしました。ドイツ語も英語もほぼ0の子にドイツ語でドイツ語を教えてくれる人はなかなかいない中、一人の先生は快諾してくださり、レッスン受けてみました。一緒に絵をかきながら、身振り手振りも交えて教えてくれていました。終わった娘は
「次、いつなの?」
と聞いてきたので、楽しかったんだと思います。ちょうどロックダウン延長で幼稚園のお休みが続くので、週に2-3回お願いして、少しドイツ語に慣れるといいな、と思っています。
まとめ
長くなりましたが100%日本語環境で育った娘が突然バイリンガル幼稚園に挑戦したときのポイントまとめます。
✔駐在の子女帯同時の滞在場所によっては言語教育のオプションがある場合も(日本人学校、インターナショナルスクール、現地校)
✔家庭の方針によっては外国語環境にチャレンジするのもあり
✔入園準備はあればベター。でもなくてもなんとかなります。
✔入園書類は事前に確認し、準備しましょう。融通は利かないことが多いので、うちのように初登園日2回になる恐れあります。
✔最初はなれるが、大きい子供は言葉ができないとその後環境に慣れ切るまで時間がかかる。小さい子程言語に頼らない分慣れやすい
✔日本語がある程度できる子が外国語環境に変わるときは日本語が話せる環境を用意しておくと、子供の息抜き、自信取り戻す場になる
✔先生とのコミュニケーションは密に。
✔家庭で使わない言語を学ぶ場合はチューターを考えるのも一手。遊びながら学ぶ、だと子供にも学びやすい
最後までお読みくださりありがとうございました。
今日も良い一日を!
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