コンサートとオペラの記録:ライン・ドイツ・オペラ(デュッセルドルフ)、6月20日ワーグナー作《トリスタンとイゾルデ》第三幕プレミエ

ライン・ドイツ・オペラ(デュッセルドルフ)での《トリスタンとイゾルデ》の第三幕プレミエ、3日連続の最終日に行きました。

各幕1時間ちょっとの3日連続公演は初めてで、これもコロナ禍の副産物です。

歌い、演奏する方はもちろんですが、聴く・観る方も通常と勝手が違います。

ですが、連日ワーグナーを観て、その後一緒に食事に行き、その日の公演について語り合う雰囲気は『ミニ・バイロイト』のようでした。

公演後、楽屋口から出てきた音楽家や聴衆の一部が楽屋口周辺で30分以上も立ち話をしているのも、なかなか良い雰囲気でした。

公演の配役表です。

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上演直前です。第三幕はこれまであった室内楽用のいすがなく、まったく裸のステージです。

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終演後のカーテンコールです。
客席はコロナ禍で人数制限されていますが、観客はスタンディング・オーヴェーションで讃えています。

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イゾルデ役のリンダ・ワトソンはドラマティック・ソプラノの世界的トップ・スターの一人。イゾルデ役は『ちゃんと数えてはいないけれど、少なくとも100回は歌っている』とのことです。

FOTO:©Kishi


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