映画: 《ハーゲン、ニーベルンゲンの谷で》、シリル・ボスとフィリップ・ステンネルト監督
映画《ハーゲン、ニーベルンゲンの谷で》を観ました。
これはヴォルフガング・ホールバイン作の小説《トローニェのハーゲン》(1986年)の映画化です。
ポスター。
トレイラーのリンク:
先日投稿した《ミュンターとカンディンスキー》もそうですが、日本で公開されるかどうか、わかりませんが・・・
この映画《ハーゲン》は、中世ドイツの叙事詩《ニーベルンゲンの詩》、ワーグナー《ニーベルングの指環》をベースに、ハーゲンを主役として描いています。
簡単に説明すると、
13世紀ブルグンド王の死後、息子グンターが王になります。
家臣グンターは、王と妹クリームヒルト、弟たちを守り、王国を守ることを使命としています。
そこにジークフリート・フォン・クサンテンが現れます。
大蛇を退治したジークフリートは人気を集め、クリームヒルトはジークフリートに恋をし、結婚します。
さらに、ワルキューレの一人、ブリュンヒルデをグンターと結婚させるのですが、ジークフリートはブリュンヒルデとも関係を持ってしまいます。
ジークフリートの既成概念に縛られない自由奔放さを、ハーゲンは王国とシステム、慣習に対する危機とみなすようになります。
そこでハーゲンは祖国の敵としてジークフリートを殺すことに・・・。
映画は、表面的ではあるのですが、十分楽しめました。
撮影はチェコの古城とアイスランドで行われたそうです。
アイスランドではワルキューレ、ブリュンヒルデとの戦いのシーンが撮影されました。
アイスランドの自然、これが素晴らしいのです。
私は2019年12月にアイスランドに行きました。その時の写真です。
FOTO:(c)Kishi
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