オペラの記録:エッセン・オペラ、ワーグナー作曲《タンホイザー》(12月22日、エッセン・アールト・ムジークテアター)
12月22日、エッセンのアールト・ムジークテアターでワーグナー《タンホイザー》を観ました。
上の写真、左側がアールト・ムジークテアター(オペラ劇場)、右側がエッセン・フィルハルモニー(コンサート・ホール)です。
エッセン中央駅からすぐ、広い公園内にあります。
フォワイエ。
このページでも何度か触れましたが、エッセンのオペラハウス、アールト・ムジークテアターは20世紀を代表する建築家の1人、(アルヴァ・)アールトの設計によるものです。完成は1988年、アールトは完成をみることなく亡くなっています。
しかし、この劇場は、実際は、アールトの2番目の妻、エリッサの作品と言われています。
最初の妻、アイノも優秀な建築デザーナーで、アルヴァに大きな影響を与えましたが、1949年に亡くなりました。
2番目の妻エリッサは1952年に結婚、アルヴァは24歳年上でした。
エリッサはアルヴァの死後、建築事務所の仕事を引き継ぎ、1994年に亡くなりました。
明るく見通しの良いフォワイエ、客席からステージもよく見えます。
何より音響もよく、私の大好きなオペラ劇場の一つです。
フォワイエ内のクリスマス・ツリー。飾りは音符などです。
客席。緞帳代わりの壁に映像が映っています。
左からヴォルフラム、エリーザベート、羊飼い、ヴェーヌス。彼らが観客を見ています(ビデオ)。
プログラム。
カーテンコール。
以下はプログラム中の写真から。
第一幕。
右ページには第二幕、エリーザベートが映っています。
第二幕。
第三幕。
FOTO:©️Kishi