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あなたはそれを直すためにここに来たのよ。

って、ベリーダンスの先生に言われた。

思い返してみたら、7~8年前からベリーダンスが気になっていたんだけど、はじめは踊りなんて自分には無縁だと思っていて、でもやっぱり気になる、踊りたいかも…と思うようになって、でも踊りなんてスタイルもセンスもいい人がやるものだからわたしにはムリ…と今まで動けずにいたのだけど。

ようやく重い腰を上げ、近くのスタジオで教えている「振付を身につけることに終わらず、身体の使い方や踊るための身体づくりに重点をおいた指導を行っています。踊ることは身体を使うこと。失われがちな身体的感覚を鋭敏にし、身体を鍛えるのではなく、”備わっている機能を使える身体”にする指導に重点をおいています。」というわたし好みの先生を見つけ、はじめて体験レッスンに参加したのが今年の4月。6月から月2回くらいのペースで通い始めて、3ヶ月目。

はじめの頃は「しばらく放っておいてあげる」「できる範囲でいいから」と言われ、たぶんたくさん言いたいことはあると思うのだけど、直接わたしにアドバイスをするのは一度にひとつかふたつくらいで、おかげで踊りなんてまったくの初心者のわたしも楽しく通えている。そしてだいたいは全体への解説という形で「水の入った壺を頭の上に乗せて歩くように」とか「頭を上からつっているように頭を高く」とか「上体は動かさないで腰だけ」とか「骨盤から動かす」とかとかレクチャーしてくれ、大事なことは似たようなことを違う表現で繰り返し言われるので、やっと、なんとなく基本的な動きが分かってきた気がする。そんな3ヶ月目。

今までに繰り返し言われてきたこと。印象に残っていること。

~・~・~

自分のクセに気づく。直す。
今までのやり方の通りにやろうとしない。
勢いで動かさない。ゆっくり。
イメージする。意識する。イメージしたり意識してもできないこともあるけど、イメージしたり意識しないでできることはない。

本来、身体はこうある方が楽、こう動かす方が楽。
なんだけど、わたし達は楽じゃない姿勢や動きに慣れていて、慣れている姿勢や動きが楽だと思い込んでいて、ヘンなところに力が入っている。
それに気がついて、余計な力を抜いて、エネルギーを違う方に使わないで、身体を楽に使っていく。
はじめはできなくても、すぐにはできなくても、意識していれば変わっていく。
ムリはしなくていい。できる範囲で意識して。

自分のクセは自分では気づかない。
あなたはそれを直すためにここに来た。

~・~・~

ベリーダンスを通して、すごく大切なことを教えてくれている!といつも思う。そして、わたしが今かかわっていることすべてに共通していると思う。

ライティング・ライフ・プロジェクトで、書くことを通して自分を見つめ、自己理解や自己認識を深めること。星読みを通して、持って生まれた自分の資質や世界観を知り、自分や他者との付き合い方を見つめ直すこと。メイクを通して自分を見つめ、他者のためのメイクでなく自分の内面を表現するツールとしてメイクをすること。ベリーダンスを通して、本来自然でない身体のクセを見つめ直し、身体の機能を本来あるべきように使っていくこと。

一見するとバラバラのことに取り組んでいるように見えるかもしれないけど、わたしの中ではすべて繋がっている。

不要な思い込みを手放し、本来のわたしを取り戻して、楽に生きる、ということ。

本来の自分を取り戻す取り組みは、今までもやってきてそれで楽になってきた部分もあるけど、まだまだ思うようにいかずしんどい部分もある。そして自分のクセって人に言われないと気づかないことも多いから、それを指摘してもらえるってありがたいこと(夫に、キミはこういうところが良くない、と言われる時は、素直にありがたいと思えないことも多いんだけど。苦笑)。身体と心は繋がっているから、身体のクセを見直して整えていくことで、心の在り方もまた変わっていくんじゃないかと思う。

ときどき振り返って、気づきや変化を観察していきたいと思います。

今年はいろいろあって久しぶりのnoteになってしまったけど、やっぱり書くって楽しい。また書きます。

そして、コツコツ書いてきて、100本目の記事だとnoteさんが教えてれました。素直に嬉しい!

最後までお読みくださった方、ありがとうございます♡

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森口千穂子
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