#106 果物生産農家の革命児、栃木県宇都宮市の阿部梨園、阿部英生さんへのインタビュー 2022年問題 不動産バブル崩壊
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1.2022年問題 不動産バブル崩壊
アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ。この番組は、元ラジオ局アナウンサー、50代半ばで脱サラ→キャリアチェンジし、そして起業。人生のターニングポイントの荒波を乗り越えるコツ、キャリアに悩んでいる方へ、気づきになるようなお話をインタビューを交えながらお送りします。ぜひチャンネル登録もよろしくお願いいたします。また、話し方・声の悩みのアドバイスをお受けするLINE コミュボイストレーニングの運用をスタートしています。気になる方はチャプターにリンク、NOTEにQRコードをはっていますので、登録よろしくお願いします。
今日前半は、不動産のバブル、2022年問題。後半は果物生産農家の革命児、栃木県宇都宮市の阿部梨園、阿部英生さんへのインタビューをお送りします。代々続く農家の継承のチャレンジについて
○○年問題というのは、今から21年前の2000年問題が記憶に残っています。コンピューターシステムの問題で、世の中が大混乱するなんて言われていましたが、大きな混乱もなく我々は今普通にコンピューターと付き合っています。ただ、コロナショックは誰しも想像しませんでしたので、後々歴史の教科書にのるようなことがまさに今起こっているというわけですね。
そして、来年2022年問題といえば、不動産バブルの崩壊がやってくるといわれています。2022年以降、都市圏に点在する農地の一部が宅地として売りに出されることで、新築住宅の供給が増え「不動産価格が下落するのではないか」と危惧されています。
2022年、来年は生産緑地法の改正から30年が経過しますので予定通りであれば、生産緑地の指定が解除となる年。つまり生産緑地でなくなるということは、固定資産税や相続税の優遇措置がなくなるため、指定解除されたこれらの土地が宅地として一斉に売りに出されるのではないかとの懸念されています。
住宅を手放すなら今年、来年は今よりも金額ががくんと落ちることが予想されています。また、先祖代々の農地を守ってきた農家さんにとっても、大きな問題です。しかし、耕作放棄地がそのままにされてしまうのであれば、良い形での利活用は大切になってくると思います。また、新規就農を考えている方の追い風になるような方法であればいいなと考えます。ただ、農業はかんたんではありませんので、その土地のベテランに聞きやすくする制度など整えていく必要があると考えます。ICTの発達、MaaS などによって、世界中の都市部がものすごい勢いで変化しています。これからの街づくりの舵取り役の手腕が期待されます。
後半は果物生産農家の革命児、栃木県宇都宮市の阿部梨園、阿部英生(ひでお)さんへのインタビューをお送りします。26歳でお父さんから梨園の経営をすべて任されたというエピソード、経営改善で悩んでいた時期に出会った東大出身の佐川友彦さんとのエピソードについて、興味深いお話盛りだくさんです。
2.果物生産農家の革命児、栃木県宇都宮市の阿部梨園、阿部英生さんへのインタビュー
3.インタビュー後記
先日、阿部梨園さんから梨が届きました。みずみずしく甘さがしっかり乗って味が濃い本当に美味しい梨でした。阿部梨園の阿部英生さんにお会いしたのは、今から4年くらい前でした。地域で頑張っている人をご紹介するコーナーに、今回お話があった、阿部梨園の知恵袋、東大出身の佐川友彦さんと一緒に生放送の番組に出演してくださいました。実は9月の終わりの配信で佐川さんへのインタビューもお送りしますのでお楽しみに!
今栃木の梨は最も美味しい季節です。毎週ドライブがてら直売所に行ってなしを買うのが楽しみで、遠方に住んでいる友人や家族に送るのが定番になってきています。
来週は、阿部梨園のこだわりの梨作りについて農園に行ってお話を伺います。
アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオお相手は鹿島田千帆でした。はぴはぴスマイルでまた明日!