福祉実践教室と私のであい
こんばんは。
ちっちょ@OIです。
一昨日から始めたnoteも本日で3日目になります。
最初の記事では、簡単な自己紹介をさせて頂きました。
まだ読まれていらっしゃらない方は、ぜひ下記よりご一読頂けますと幸いです。果てしな~い生い立ちには触れていないので、アッサリ読んでもらえると思います。
では、今日は自己紹介にも書きましたが私が講師活動を始めるキッカケとなったある事件(笑)についてお話ししたいと思います。
今日は少し長い(3000文字↑です)ので、目次からテキトーに好きなとこを読んで頂けますと幸いです。
とある老婦人との出会い、と言うか・・・
人生の転機(?)が訪れたのは昨年2022年6月のこと。タイミングがまたインパクト大で忘れもしないんですが、ちょうど私がとある持病で1週間程度会社にまともに通えず、病み上がりでややドキドキしながら会社に向かう途中、自宅最寄り駅の改札を通り越したあとのエレベーターでとある老婦人に声をかけられました。
まぁ、お年を召された方から話しかけられる・・・なんて出来事は、割と日常茶飯事ではあります。
エレベーターが来るのを待ちながら、こんなやり取りをしました。
ご婦人「貴方ね、前から何度かお見かけしててね、凄く所作が素晴らしいなと思っててね」
私「あ、は、はぁ…いえいえそんな…」
(たまに態度悪くしちゃう時もあるけどな…見てなかったのねヨカッタ…)
ご婦人「突然変なことを聞いてしまうんだけど、貴方は小学校で先生とかやった事なぁい?」
え!!!!!!!(笑)
私「え!?いやいやいやまさか、そんな事あるワケないじゃないですか(笑)」
(だ、大丈夫かこのご婦人…)
ご婦人「そう?いやね、もしご迷惑でなかったら貴方にそういうのお願い出来ないかしらと思って…」
私「え?????」
と言う、まさかのナンパを受けたのです。
先日の自己紹介ページにて「ナンパ」と聞いて「相手はイケメン?」と妄想した方はまさかいらっしゃらないと思いますが、万が一そのようなムフフな展開を期待していらした方がおられましたら、心からお詫び申し上げます(笑)
だって・・・先日、うちに来てくださっているヘルパー事業所様の、それこそイケメン社長にこの話をしたところ「それはナンパですね(笑)」って仰ってたんですもの。(いやでもそう言えば笑ってたな?)
老婦人の正体は、大府市社会福祉協議会の職員さんで、その時はちょうど事務所に向かう途中だったようで、地下鉄の中で詳しいお話を聴きながらご丁寧に名刺まで頂いてしまいました。
え、え?朝から何?この状況・・・。
病み上がりの途端にこんな出来事が起きるなんて、人生ってそんなクエスト形式でしたっけ???
と、割とマジで思うくらいには稀有な出来事でした。
半信半疑?でも目はマジでした
地下鉄に乗ってる間の15分弱、延々と福祉実践教室についてお話しを伺っていく中で、老婦人のホンキ度はかなり伝わってきました。
個人的にはすごくやりたい気持ちになりましたが、いざ冷静になって考えてみると老婦人には大変失礼ながら、なかなか真偽の見極めが難しい状況と判断しました。
まず、ホントに社協の職員さん?まぁ、それは流石に本当でしょう。
名刺もちゃんと持ってたし。
ただ、いつから所持しているかはわからないから何とも言えない。
でも福祉関係は特に、高齢の方でも当たり前のように現役バリバリでお勤めをされているから、十中八九は現職の方でしょう。
ただ、仮に老婦人の職員さんが独断で勧誘活動をしていたとしたらどうでしょう?組織としては、私がわざわざ名古屋から出向いても迷惑なのでは・・・?
この可能性は結構高いと思いました。
であれば思い切って、名刺に書かれていた組織メールアドレスにメールを送ってみよう。それでもし担当者さまの反応が今一つであれば「大変失礼致しました」と挨拶メールを返して回れ右すれば良い。
そしてその晩、勇気を振り絞って社協へメールを送ってみた。
すると翌日、担当者さまから早速メールの返信が来ていた。
「○○から話は聞いておりましたが早速ご連絡ありがとうございます」
・・・ガチでした。
さて、そろそろ自分と向き合おうか
そこから先は、実際の現場の見学だの色々とすり合わせとなり、今年度のデビューに向けてお話しが進んでいくのですが、それはまた別記事でお話しさせて頂こうと思います。
見学は見学で、またとんでもないエピソードがあるんですよ(笑)
老婦人にお声をかけられて、実は私は恥ずかしながらうっすらと、こうも思っていたんです。
「こんな時が来るのを待っていた」と。
そんな気持ちになった事には、2つの大きな要因がありました。
①私は〇〇になりたい
私の人生の目標は「早く人間になりたい(笑)」で、それを発言した後すぐさま皆さまから「もう人間ですよ(笑)」とツッコミ待ちをするようなかまってちゃん属性でもあるのですが、私がここで言う「人間」とは、健常者の事を指しているんです。ニュアンスは伝わりますでしょうか。
だから、なるべく健常者に近い世界で暮らしたくて、一般企業で働く事に拘り、障害当事者との関わりはあまり持たないような生活を送ってきました。障害者が抱える問題についても、なんとなくの思いをTwitterで発言する程度はありましたが、それをライフスタイルに持って行くという事は一切してきませんでした。
多分、そのスタンスは今後も変えないと思うのですが、障害者としてのマイノリティを自らリアルで発信していく場、なるべくなら対話をしながら相互理解を深める場に立てる機会は得られないだろうかと、心の中では密かな願望としてずっと持っていたんです。
②ニガテと思っている自分がキライ。だから克服する。
あと、実は私は子供が大の苦手です。
理由については、あまりピンとこない人も多いかも知れませんが、街を歩いていると、親子連れで歩いておられる方とすれ違ったりします。
そういう時、よく子供はじーっと私を見つめます。
それだけなら、まだ全然良い方です。
時々、子供たちは私を指差ししながら親御さんに向かってこんな事を言います。
赤ちゃんがいる
頭大きい
ヘンな人いる
アレ何?
まぁ・・・フツーに傷つきもしますがそれ以上に、私が単独で行動している時はまだ良しとして、家族だの友人だの一緒に居ると気まずくなるからホントやめて欲しいと常々思います。
友人と某夢の国に行った時はホントに気まずかったな・・・。
とは言え、子供さんはまだ幼い知能で言葉を発している訳ですから、子供さん達に罪があるとは思っていないし、礼儀だのなんだのを説くつもりもないんです。
あえて礼儀を説く対象が居るとすれば、子供のそういった反応に対して、私から無理やり遠ざけようとしたり、子供の頭を持って見せない様に顔を伏せさせたりする親御さん達くらいです。
あまりにも想定外の出来事に、親御さん達も対処を間違えるだけなんでしょうけどね。フツーに失礼ですよ(笑)
だから、福祉実践教室と言う場を通して、私の様な特異なニンゲンも居て、心を通わせ合う事が出来ると言う事を子供たちにリアルに知ってもらえるのではないかと期待したのです。
また、そうして子供たちと心を通わせ合う事で、私自身が子供に対して苦手意識を持ってしまう事を克服し、自分を少しずつ肯定できるようになれるかも知れない、とも思ったのです。
現実問題、世間の子供たちの認識を変えるというレベルのミッションは到底クリアできない事は重々承知していますが、目の前にいる子供たちの意識を変えられるだけでも私は十分満足です。
そんなワケで、私にとって福祉実践教室へのお誘いは、まさに「なりたい自分」に近付く為の願ってもないチャンスだったのです!
・・・熱く語る自分がちょっと恥ずかしくなってきました(笑)
そして、この経験は自分の人生にとってホントに大事な経験になると思うので、何かこう新規にSNSを立ち上げて発信していくくらいのテンションじゃないとダメだ!!という考えもあって、こちらのnoteを作るに至りました。
個人的には、どなたも通りがかる事はないくらいのムードを想定していたので、頂いているスキやフォローの数が想像以上で、noteを始めて大正解でした。
明日も福祉実践教室についての活動記録を書かせて頂く予定ですが、もしかするとちょっと軽めの雑記になるかも知れません。平日は書く時間も少ないので何卒ご理解下さいませ。
(ホントは、さっきまで今日の自由時間の枠を誤って1時間多く見積もっていた)
ここまで長文駄文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
明日もどうぞよろしくお願いします☆