見出し画像

豚スペアリブのマスタード煮込み。

『オゴウの家ごはん』のレシピはほぼ私が偏愛しているレシピの集約です。その中でも特に好物なのが今日のレシピです。洋風か和風かと聞かれれば、和風。さっぱりといただける甘くない豚の角煮のようなイメージです。

胃袋に重くなりがちな大きめのお肉を、軽やかに深みのある味わいでいただけると言う点と、一緒に煮込む事で味が染み込んだネギ。この2点が私が好きところです。

『オゴウの家ごはん』の中に登場するお肉料理は、基本的にあまり複雑なことはやりませんが、漬けだれに漬けて数日など、ほったらかして時間が美味くしてくれることをよくします。

今日のレシピは土鍋で焼いてそのまま煮込むパターンのお肉料理です。

圧力鍋があればよいのですが、我が家にはないので。土鍋で代用です。

蓋の穴をホイルで潰せば自然と圧力がかかりますし、土鍋の保温力は抜群です。味噌汁やうどん、湯どう湯やすき焼きなどなど、色々なお料理をこの土鍋で作っています。ちなみに母のお手製土鍋です。

それからもう一つ、私がこのレシピを通して学んだこと。それはお酒の使い方です。

いまいち料理の中のお酒の使い方が理解できていなかった私ですが、なんとなく味を通してお酒を使う意味を体感したレシピです。

このレシピお酒を3カップ使用しています。最初は2カップだったのですが、味付けの途中、味見をしている際に「ここでストップしてもいいし、もう少しまるみをもたせてもいいかもだし、どちらが好みか?」と聞かれた際に「もう少し甘みがあったほうが好みだ」と答えました。その時に足されたのがお酒でした。今でもお酒の使い方には迷いますが、何をしてくれるのかと理解しつつある存在です。決して臭みを消す為では無いそうです。

ということで、今日は夏よりも冬に食べたくなる、ちょっと大きめのお肉のレシピです。

それでは。


材料・調味料 分量

ここから先は

616字 / 9画像

¥ 500

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?