マルコーでの出産のお話
私の出産は37歳で高齢出産でした。
こちらにまとめさせていただきます。
予定日から大幅に遅れてきた陣痛
出産予定日は5月17日でした。
でも、なにも前兆がなく、一週間後の母親教室へ。
先生に相談すると、あと数日経っても来なかったら考えましょうとのことでした。
陣痛らしいものが来たのが5月24日。予定日の一週間後でした。
そこから25時間経ってようやく分娩。
うちが通っていた赤十字産院は、割と古来の方法をよしとして取り入れているところでした。
なので、健康で問題がなければ畳の部屋で出産することもできたので、そちらを選んでみました。
マルコーなのに大胆ww
結局、なかなか産まれてこなかったので、畳の部屋では無理とのことで、分娩室に移動しました。。
吸引分娩
分娩室に移動後もなかなか産まれず、促進剤を打って、結局最後は吸引分娩になりました。
バキュームで、とお医者さんが言った瞬間、ワタシの中で
えっ⁉️ それは勘弁してほしい‼️
と思いました。
というのは、中学生の時にクラスメイトの男の子が、ちょっと頭の形が変わっていて、
オレ、吸引で産まれたんだよー🪠
って言っていたからです。
あのアタマの形になっちゃうのは心配🥲
(Hくん、ゴメン😅)
でも、自力で出てもらえなかったので背に腹は変えられません。
今はそんなにアタマの形に影響はないから大丈夫🙆♀️🙆ですよーと言われながら、、、
産まれたのは翌日の午前3時前。
3千グラムを超えた元気な男の子でした👶✨
わたしの母も相当高齢になっているのに、陣痛がきた日の午前中に病院に駆けつけてくれて、付き添って産まれるところまで起きて病院の廊下で待っていてくれました。
私が同じ歳で同じことができる自信がないくらい、しっかり寄り添って私のことを助けて励ましてくれました。
夫も忙しい中でも夜駆けつけて、ほぼ徹夜で付き添ってくれました。
出産はお母さん一人が頑張るものではなく、家族みんなで取り組んでくれた出来事だったなと今振り返ると感じました。
(あの頃は自分のことで手一杯でした;;)
産後直後はハイテンション
なんとか産まれて、その時はおぎゃおぎゃ泣いていたと思います。
もろもろ落ち着いて、個室を頼んでいたのですが、空いていなくて一日だけ共同の病室に入りました。
そこは、フィリピン人のママさんが数名いて、そちらの言語で話している? 感じで、まるでリゾートに来たみたいだわ〜💕 となんだかポジティブに感じていました。
私が入院していた時は、赤ちゃんが小さく産まれた人が多くて、預かってもらっている人がなんだか多かったです。
赤十字産院は基本的に、母乳育児を推奨していて、産後直後も預けずに母子同室でお母さんが面倒見るべし、というスタイルでした。
私はそのやり方でしたが、預けざるを得ない方が意外と多い様子でした。
どどーんと落ち込む!!
翌日は個室に移動できました。気が楽だけど、ちょっと寂しい気も。
予定日1週間遅れて、陣痛きても丸一日かかっての出産;;
マルコーの身には結構辛く、出産直後はハイ・テンションで元気でしたが、2日目にどどーんと肉体的な疲労が来て、いきなり産後ブルーに見舞われました。
もう、無理。私は育てられるのだろうか。
マルコーだから、体力なくて辛いわー
涙さえ浮かべていました。
(当時37歳で初産でした)
そんな時に、研修生の看護婦さんが来てくれて、いろいろ話を聞いてくれたり物を運んでくれたり、生活を手伝ってくださいました。
物理的な援助も助かりましたが、何より話し相手になってくれたことがとても心強かったのを憶えています。
しゃべる赤ちゃん??
初日から頑張って母乳育児していました。
多くのお母さんはミルクを使っていましたが、私の場合たぶんこの子が最初で最後の育児体験。
母乳育児について教わっていたので、できれば続けてみたいと思っていました。
赤ちゃんが泣いたら、母乳なのか、オムツなのか、だっこなのか? と考えますが、、、うちの息子はなぜかおぎゃおぎゃ泣かずに、こう言ったのです。
「オイ! オイ!!」
・・・ん? 産後直後に赤ちゃんがオイオイ言ってママを呼ぶなんて、聞いてないぞ!??
でも、確かに"オイ! " と言っています。(正確にいうと、アイとオイの中間みたいな声)
それでおっぱいかオムツかの対応をしてあげると、落ち着きました。
うちの息子は省エネタイプのようでした ww
マルコーの母を気遣ってのことだったのでしょうか?
その後もわりと手のかからない、良心的な?赤ちゃんでした。
まとめ
マルコーでの出産でいろいろと不安でしたが、家族に支えられ、病院の先生・看護婦さんたちに助けていただいて、なんとか乗り越えられました。
吸引分娩になりましたが、特にアタマの形に問題はありませんでしたので、もし急遽そうなってもご安心ください✨
赤十字産院は、自然分娩や母乳育児など日本古来の出産にこだわりが強くていろいろと勉強しないといけなかったのですが、特に母乳育児についてはその後3歳まで続けることができたので、こちらで産むことができてよかったと感じています。
また、この体験から、昔ながらの育児方法や調理、洗濯方法などに魅力を感じて、調べたりするようになりました。
赤十字産院での出産を検討されている方は、こういった点に賛同できる場合はおすすめかなと思います。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。