最後の悪あがき

年明け初出勤から早一週間。

・地域おこし協力隊ネットワークのヒアリング
・上司との面談
・所属行政の地域おこし協力隊事務局との面談

それぞれ時間を作っていただいて
面談をしてもらった。


・定住、活動する意思があるのにどうして辞めないといけないのか
・これまでの活動内容がそんなにも求められていないものだったのか
・判断基準は何だったのか

疑問が晴れなかったので、
自身が納得するためにも
最後の悪あがきをさせてもらった。

痛感したのは
「伝えることの難しさ」
「議事録をとる大切さ」
この2つ。


3回の面談を通して、
毎月のミーティング議事録が残っていない。
これが原因で
当事者の言った、言ってない論争が
起きているらしい、ということがわかった。

そうなると、結局有利なのは
採用条件を決めた担当であり
正社⇄契約
役職持ち⇄地域おこし
行政の仕事⇄新たな企画
これら条件から見て上司は担当を信用したらしい

(トップダウンな昔ながらの風潮もあるように感じるが、これはあくまで自分の感想)

隊員の話を聞かずに決断を下すのは
どうかと思ったが、
上司からの
"私がこの決断を伝えても担当は反論しなかった"
この一文を聞いて、色々諦めがついた。

この1年、担当の仕事の手伝いが半分を占めていた
感情が働いたのか
ただ言うことを聞く人材が欲しかったのか
真相はわからないが、
要するに気が変わったのだろう。


地域おこし協力隊というものの認識が
どうやら違うように思う。
定住率が低い原因はこれじゃないかと
今のところは推測している。

ここも含め、今後フリーで地域おこしをして
検証していければと思う。

また、第三者に話をして意見をもらうことで
冷静になれたし、
自分の中のバイアスに気づくことができた。


そして今日になって思うのは
"残る術は残っていないか探る"
という悪あがきをした理由として

"承認欲求"

これも入っていたんじゃないかということ。


「辞めないといけないかもしれない」
「私の活動は間違っていたのか」
「地域のためになっていなかったのか」

精一杯働いたつもりだったからこそ
そんな不安でいっぱいだった。

でもお世話になった人や
面談してくれた人に事情を話すと
「どうして契約が切られるのか」
「それは地域に必要な活動だと思う」
「君みたいな人がここには必要だ」

そんな答えも返ってきて
とても安心した自分がいた。

これから1人でもやっていけると
自信がもらえた。

もちろん自分に非がある部分もあるし
勝手だなとは思うけれど、

事実、見ていてくれた、気にかけてくれた
地域の人のおかげで
前向きに辞めて
前向きに来年から1人で活動を続けることができそうだ。

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