自己注射のトラブルについて
自己注射をしている中で、いくつか遭遇した小さなトラブルについて書いてみます。実際に体験される方のご参考になれば。
☆針が外れてしまった
注射器本体に針をギュッと押し込んでセットするのですが。ここのセットの仕方が弱かったようで、注射している途中で針と本体が外れてしまったことがありました。
カラダに針がささったままで、本体からは薬液がこぼれてしまう、という状況で一瞬すごく焦るのですが、ここは冷静に。
針をゆっくり抜いて破棄。こぼれてしまった注射器も破棄。
これに尽きます。
まだ体内に薬液を注入してない場合は、新しい針と注射器でやり直しました。
☆予想以上の出血
スムーズにできると、自己注射の出血は本当に微量です。ほとんど出血せずにできるときもあるくらいですし、出血した場合も数十秒、アルコール綿で押さえていればすぐに止血できます。
ただし、偶然に血管に当たってしまうときがあり、その時は出血が多くなってびっくりします。
看護師さんによると、細い毛細血管なので避けるのは難しく、仕方がないとのこと。アルコール綿を2、3枚くらい使って押さえていれば収まります。
ワタシの場合、7ヶ月の仲で2回くらい出血がありました。
あまり頻度は高くないですし、押さえていれば収まります。2回目からは慌てずに対処できました。
☆注射できる場所は?
注射を繰り返すと、だんだん皮膚や皮下脂肪が固くなってきます。固くなってしまった部分は、針を刺すと痛いので、だんだん注射をできる場所が限られてきます。
ワタシは、お腹を左右・上下でエリア分けし、朝は左・夜は右、1日ごとに上・下とできるだけ同じ場所に続けて注射しないようにローテーションしていましたが、妊娠7ヶ月くらいになると、刺せる場所が少なくなってきて困りました。
皮下脂肪にする注射なので、太股、お尻でもだいじょうぶです。
ただし、お尻は自分では注射できません。夫さんに協力をお願いできればいいのですが、ちょっとコワイ・・・。
そこで、太股にエリアを広げることにしました。
注射をしてすぐに歩くと、服で擦れて出血してしまうことがあるので、朝はお腹、夜は太股、とローテーションを広げることで、なんとか乗り切りました。
ちなみに、固くなった皮膚・皮下脂肪は、注射生活が終わるとあっさり回復してくれました。ワタシの場合は、出産する頃には、ほとんど気にならなくなりました。