読書の秋2022 ナラタージュ

「僕は君に逃げ込んだ」
葉山先生はズルいと思う。泉が可哀想。
でも、いいなあ。
離れようとしても離れられない。
二人は愛し合っていた…というよりも。
魂で惹かれあっていた。
そんな人に一生のうち出会える人なんて、そういない。

いくらお互いに惹かれあっても、一緒にいて幸せになれるとは限らない。
反対に不幸せになってしまうこともある。

大事だからこそ離れる。
離れて相手の幸せを願う。それも愛。

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