旅note13 カンクンからトゥルム、チチェンイッツァを周ってみた(メキシコ)
こんにちは🌞
今回は同じメキシコでも
この旅本(自費出版しました!)に載ってる写真たちとは全然離れた場所、カンクン、トゥルム、チチェンイッツァ、とまわったときの話です。
カンクンは聞いたことがあるでしょう
カリブ海沿岸に位置する有名な観光地
(画像 近畿日本ツーリストから)
観光地のリゾートはもちろんそこそこ高額だったりしますが少し離れたらやっぱりここは
メキシコ🌵🇲🇽🌞
やすーい うまーい すきーー\(^^)/
バハカリフォルニアと空気が違って
全体的に神秘的な旅になりました。
マヤ文明を巡る
とかいってもマヤ文明についてさっぱり詳しくないので、興味ある方は自分で勉強してみてねとしか言えないけど
とりあえず二十進法だったことと独特な象形文字を使っていたこととトウモロコシが主食だったことは知っているし、マヤ暦のカレンダーが描かれた大きな布を買って部屋の壁にかけてるくらいには惹かれてるのでセノーテと呼ばれる泉を巡りたくて、
ロサンゼルスにいる時に1人でカンクンに飛んでみた。
移動はまあバスでも安いんだけど最初からコレクティーボに乗ってみたら、その後もかなりお世話になることになりました。
フィリピンで乗ってたジプニーみたい。
1時間くらい移動して最初の町につくのに200円くらい。
そのあとトゥルムに移動するのもまた同じくらい。
乗り合いバンです。こんなん
ジプニーと同じように、お客さんいっぱいになれば発車する。
コレクティーボ乗り場もあるけど
道路で待っててこれが通りかかるとタクシーみたいに止めて、降りるところを伝えて乗っけてもらってもOk
基本的に、まっすぐな道路がずーっと続いてる道が多いからその縦路線のコレクティーボはずっと縦に、横路線で走ってるのはずっと横に、ってかんじで単純な走り方をしてるので、行きたい方向に走ってるやつに乗っちゃえばいいのです。こんな下手くそな説明で伝わるでしょうか🤔
なんせ左に行きたきゃ左に向かってるコレクティーボに乗っちゃって、時々Googleマップでも開いて現在地を見ながら、近くについたらここで降りるー!!と言って降りたら良いのです。
トゥルムに向かったときは夜遅かったんだけど、車の持ち主の趣味なのかたまたまその色のライトしかなかったのか、車内の光がピンク。
なぜか あ〜ん❤️な照明で夜道を爆走してて面白かったです。
そして私がトゥルムに到着して泊まったのはこちらのお宅。
毎度登場のエアビーから予約です。
外の階段であがった二階に玄関があり、その二階部分全て個人で使えるよーってとこですね。広々してるしキッチンもあるし飲み水も冷蔵庫に入れておいてくれたし扇風機もエアコンもあって涼しいし申し分なしです。
いろいろ説明してくれた家主もフレンドリーで家の周りものどかで良かったけど、やっぱりちゃんと商売っけもあって友達のタクシー運転手を紹介してくれました。
特別な値段で1日ツアーしてもらえるよ、みたいな話ですが、
計算が苦手な私がザッと計算しても 絶対にコレクティーボや、最悪タクシーを何度か使ったとしてもそのほが安かったので、丁重にお断りしました。
そしてこのあたりもなんかパワースポットのように不思議なエネルギーがある場所だと思った。
なぜかというと
夜ぐっすり眠れて朝めっちゃすっきり起きられるから。
この家で過ごしてたときの朝。
なんかすっきりしててすっぴんでも意気揚々と出かけられる🕺
このすっきりモードは、私はこのトゥルムまわりと、セドナにいるときに最も感じた。
まあ、たとえむくんでいたとしても
どちらにせよすっぴんで出かけるしかないのだけど。
セノーテは化粧禁止
日焼け止めくらい塗ってしまってる人も、手前で全て落とさなくてはいけません。
グランセノーテなんかは透明度が高いから青くとても美しく見えるけど、人が増えてきて何人か泳ぎ出すとそれだけで濁ってしまうほど 繊細なのです。
化粧品で泉が汚れないように自然が変わらないようにルールになっているんですね。
泉の近くで宿泊すると
朝イチでツアー客よりも先に入っていけるからとても綺麗な状態を見れるのでオススメ。
不思議なほど青くきらめく水は冷たくて、海のように塩分が多くないのでラクに沈める…。
海だと、黙っていてもぷかぷか浮かぶけど、
セノーテではずっと泳いでいないと顔を出していられないので、体力がいる。
ふっと泉に身を任せてしずむと
水の中にもこんなに光が…
水面から射し込んでいるのか水底から放たれているのかわからなくなるくらいに光の線がまっすぐ伸びていた。
美しくて静かで
そのまま沈んでいると口呼吸の要らない生き物になれそうな気分…
もちろんなれません。早く浮上してください。
体力や泳ぎに自信がない人はライフジャケット着てね!
こんな、水を巡る旅で水中写真が撮れないのは悲しいと思って
到着してからの町の路上で私はカメラを買っていたんだけど
ゴープロもどき!
完全にもどきだけど、良いのか悪いのか…
本物のゴープロじゃない場合、買った値段が安いんだか高いんだかも、わからずじまい。
Wi-Fiで携帯にも画像を送れるしリモコンでのセルカ棒もついてたしお得かと思ったけど…
そのあと全然使ってないや。
これを買ってしまった夜の通りもにぎやかで楽しかった。
お土産屋さんの人に、おすすめの美味しいごはんを聞いて教えてもらったお店で食べたシーフードパスタ。
道端でなにかを食べてた人たちとお喋りしたら
謎の練り物みたいなご飯もちょっと食べてみろと言われ、食べといた。
不味くも美味くもないけど現地の人が食べてるものに挑戦するのは好き!
かなり田舎をうろちょろしたので
車もなくツアーでもなく、かつ貧乏が動きまわるのはわりと大変。電車とかもちろん通ってないし。
コレクティーボそんなにしょっちゅう通らないし。
なので現地の人が乗ってる仕事用のトラックにも一度乗せてもらい、乗用車にも一度乗せてもらった。
メキシコでもヒッチハイクです。
でも「メキシコ危なくないの?」ってこわいイメージある人も多いかと思うんだけど
たしかに危ない部分もあるはずなのでヒッチハイクに関しても私は
停まってもらうのを待つんじゃなくて
停まってる車を捕まえにいきます。
「安全そうな子たちが仕事中に乗ってる、中も丸見えのトラック」
とか
「女性2人組で観光中のレンタカー」
とか
こちらで勝手に安全オーディションをして合格通知を渡しにいくのです。
ヒッチハイクのおかげで、自分がノーマークだった洞窟のセノーテにも行けちゃったりしました。
どこの国に行っても思うんだけど、**
それぞれの国によって、同じエリアでも有名(人気)な観光スポットが違う。**
国民性からくる好みなのか、その国の雑誌やサイトで紹介された場所なのか、
とにかくレストランなんかでも「この店はやたらとオーストラリア人が来てるな」「この店は中国人だらけだな」「この店めっちゃ日本語聞こえてくるじゃん」とか、
集まるところがわかれてたりします。
なのでヒッチハイクで乗せてくれた他国の旅行者が目をつけていたスポットについていくと、
日本のサイトで調べてたときには出てこなかったな〜って場所だったりする。
いろんなセノーテに行ったなぁ。
とくにセノーテZaciや イク=キル は神秘的だった!
古代にタイムスリップしたような、そこだけ時が止まってるかんじがあった。
水はグランセノーテのようには透明じゃないし、
にごっていて潜ってみるとナマズがたくさん泳いでるし
イクキルなんて公衆トイレみたいに臭かったけど。
その異臭は、イクキルの道路挟んですぐ向かいくらいにあるモーテルで泊まってた時の部屋からすさまじかったんだけど
その部屋だけ下水があがってきていて特別に臭いのかと思ったら、セノーテに行って泉を覗き込んだら同じ臭いがしたので
そこのエリアの地下水か何か、全てがあの臭いなんじゃないかなと思った。
なんか、アバター感もあるよね、蔦と水が上から垂れていてそこを白い鳥の群れがいっせいに飛んだりすると。よくわからないのにとりあえず
「マヤ文明じゃん!!!!」 って思ってた。
イクキルは泊まってたとこが近すぎたせいもあって一番乗りでそこの掃除してる男の子たちと一緒に入っていくかんじになって、
その子たちは網でゴミを取ったりしながらすごい高いところから回転ジャンプとかをして楽しんでいた。
ジャンプうますぎ!きれいに指と頭の先からスンッと入っていく。
私もそこや、いくつかのセノーテで飛び込んでみた。
でもそのジャンプがうますぎる子達と飛んでたときはめっちゃ真似したくて、何度も交換で飛んでたら調子に乗って一度顔面を思い切り水面に打ち付けてしまった。
顔が取れたかと思った。
(お気づきでしょうか、私は公衆トイレの臭いがする水面に顔面を打ち付けています。)
水だってあなどれない、面で落ちるとほんとにビンタをくらったようになるのを覚えておいてほしい。
そして、高いところから飛んだあとはさっきも書いたように海水じゃない水に落ちるのでスーーーーンと、深く深く沈む。
あれそのまま身を任せて落ちたら肺や耳やられるのかな?
少なくとも沈みながら耳抜きはしたほうがいいのかもしれない。
結構な距離があるのでとりあえずある程度落ちたら慌てずにしっかり水面まで泳ぎましょう。パニックになってると無駄に酸素を使うので。
いっぱい泳いだら、
いっぱい食べる!
トルティーヤはとうもろこしか小麦粉かだいたい選べて、中身はシンプルにチーズだけ挟んであるのとか大好きだった!
タコスは美味しいよね。メキシコは激辛好きにも応えてくれるし。安いし最高です。
バヤドリドの街並みもカラフルで可愛いし
このあたりにもセノーテたくさん😍
あとはチチェンイッツァですね
遺跡は好きですか?
エジプトじゃないけれど
ここにもピラミッドがあります。
かっこいい!
まわりずーっと広場だしきもちいい!
バク転とか側転とかしてアクティブに写真撮ってる人が多かった^_^
ちなみにこちら、世界遺産に登録されたのが私の生まれ年とおなじ1988年。
チチェン・イッツァ周辺には川や湖沼がなく、石灰岩の岩盤が陥没して地下水が露呈した天然の湖セノーテが唯一の水源であった。700年頃から宗教儀礼に用いられるようになり、雨が降らない時や豊作を願う時、雨と嵐と稲妻の神チャークの予言を伺うために、財宝や生贄の人間が投げ込まれたという。スペイン征服時のスペイン人の記録によれば、吉兆を占うために、定められた日に女性を放り込んだとしている。また、この記録によれば、この女性は後に泉から引き上げられ、吉兆を語ったとされている。後にアメリカの探検家エドワード・トンプソンがこの泉にもぐり、人骨やたくさんの財宝を発見した。
(wiki)
こういった歴史があるからこその、あの神秘的な雰囲気と不思議なエネルギーなのかもしれないなぁ
カンクンに戻ると友達を作って秘密のラグーンに連れて行ってもらったりもして
まあ地元の人に連れてかれてるんだから大丈夫だろうとは思いつつもワニが心配だったけど…
海の中のトンネルみたいなところを泳いでくぐり抜けた先にここに出るんだけど、その冒険感がとても楽しかった!
日本人じゃ絶対進まないような道を進んでいくからこういうところに暮らしてる人ってほんと逞ましいなぁと思う。
静かで素敵なラグーンだった。
ちなみにセノーテにもワニがいるところはあるらしいから地元の人や看板の情報はチェックしてね!
観光スポットはちょこちょこあるよ
それと
トゥルムとチチェンイッツァを激安で済ませたぶん
残ったお金は全部、
イルカちゃんたちに使った❤️❤️❤️❤️❤️
カンクンリゾートでの人気アクティビティのひとつ。
イルカ達とたっぷり一緒に泳げて触れ合えて二頭の背びれに同時に捕まって引っ張ってもらったり
わざわざカンクンなんか高いところでやらなくても海にいるよと思うかもしれないけど野生じゃなかなかチュー写真は撮れないよねぇ🤤☺️
もちろん野生とも泳ぎたいけど🤤☺️
この日はあいにくの雨の中だったけど幸せだったー!
なんだかいろんなパワーをもらったかんじで
ロサンゼルスに戻る私でしたが、
このあとLAX(空港)で6時間ほど拘束されました。
メキシコからアメリカに入るの、バリ厳しい!!!!
いやぁアメリカのトップがあの方になってから
私の知り合いもバンバン日本に帰されて
「一度出てしまうともう入れないんじゃないか」っていう恐怖で日本への帰省をやめてる子達も多々いますが…
私は今までラッキーすぎて
何度も長期間滞在して行き来してるのに問題なくスルスル入国できていたんだけど
このメキシコからの空路のときだけ散々問い詰められた☺️
ちなみにメキシコのバハへ行ったときは車だったから、陸路でLAに戻ったときは、あっさり通れた。
イミグレで自動でパスポートを読み取るところがうまくいってれば止められなかったのかもしれないから1番の問題は私のパスポートがボロボロすぎたせいだけど
嵐にもあっていたからふにゃふにゃで、もう磁気とか読み込めるわけもなさそうな状態。
そうなるとスッと入れたはずのところをわざわざ人間がいるほうのゲートを通って、チェックしてもらわないといけなくなる。
そこで入念に見られたのでついに
何度もアメリカに入ってるということを知られて怪しまれてしまった。
だけど観光ビザ(ESTA)はそもそも3ヶ月の滞在が許されてるものなので、それを繰り返してはいけないなんて決まりはなかったはず。。
いつも3ヶ月以内に一度帰国するようにしてたので違反はないはずだった。
だから堂々としてたけど不法の何かをしてる人達とも同じ部屋にまわされて、
長々と待たされる。
ので、携帯をいじってると飛び跳ねるような大声で怒鳴られて携帯を没収される。
それで、見られたらまずいかもと思って、終わったーと撃沈。(まずいんかーい)
でもここでも運がいい私。
やっと名前が呼ばれておっかない人と対面すると、色々話しながら、とりあえず携帯チェックすると言われる。
けど充電が切れてた!
で、充電器をさしてる。
充電を待つ間にもとても高圧的な態度と口調で質問される。心理的に「もうよくわからないけどやりました帰国します」となるようにわざと高圧的に訓練されてるんだと思った。
なのでこちらはいつもどおり返していく。
「働いてません。知りません。いつも3ヶ月以内なのでなにもやぶってません。メキシコに旅行いってました。日本で働いたお金で来てこっちでは友達の家とかで滞在してるのであまりお金を使ってないから問題ないんです。いつも長く滞在するのが好きなんです」
相手は
「あまりに来すぎている!多すぎる!そしてバケーションはせいぜい2週間とかだろ!3ヶ月は長すぎる!おおいに問題ある!」
こちらも
「余計なお世話です。私のバケーションは長いんです。違法じゃないはずです」
そろそろ詰めることがなくなってきたのか、
充電されているはずの携帯を確認してるけど
まだ電源ついてない。
…
まさかのこのタイミングで
携帯が壊れてる!!!
でかした私の携帯!
そろそろ充電たまるの遅すぎるし壊れそうだなぁとは思っていたけど、このタイミングでウンともスンとも言わなくなる。なんて空気の読める携帯なんだろう。
それもあって、もう無駄だと思ったのか対応していた女性が諦めて、次の部屋にいかされる。
そこでは今度は男性に、おなじように詰められたけど一回目よりは若干投げやり感を感じた。
相手も色々他の日本人の情報もつかんでいるようで
「ホステスクラブ茶々は知らないか?そこでバイトしているんじゃないか?」
柴田「へ?グリーンティー?
そんなことより早く入国しないと今日友達のバースデーパーティーなの!もう遅刻してるの!いかなくちゃ」
相手「本当か?どこでだれのをやる?」
柴田「あーでこーで…」
相手「ふむふむ…」
話してる間に、やはり人間なのでそのうち威圧モードをサボってくる。
そしてなぜかもう1人やけにフレンドリーなおじさんまで現れてくわわってきた。
その人は急に
「日本、千葉? 行ったことあるよ!
お祭りで、太鼓をやったよ」
とか言ってくる。
「ほんとー?いいねドラム大好き! 今年のお祭りはさぁ〜」
みたいに普通のトークで場が和んだあたりで、
「次は少なくとも半年は来ちゃいけないよ、次は入れないよ!」
とか言われながらやっと解放。
フレンドリーおじさんは
「バースデーパーティー楽しんでねー」
と。アメトムチ、全て役割なんでしょうか🤔
そしてそのまま誕生日会に直行したのでした。
深夜だったからついた頃には皆ベロベロだったけど無事入国できてビールが美味しかった!!
この流れだと次回はもうロサンゼルスで決まりですね
おやすみなさい🌙
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