旅note7 ドイツ
こんにちは🤗
サポート、いいね、ありがとうございます!
三日坊主かと思ってたけどおかげさまで続けられます!
今回はハンブルクやブレーメン、ベルリ
ンとかひとくくりにしちゃいますが…なんせ
ドイツ
です!🍻
今年もし無事開催できれば4度目のご縁になる
ハンブルク映画祭 #JFFH
(もう今年も参加する気満々)
ということで、2017年から毎年行ってるドイツ。
まずこの映画祭、ドイツで開催されるけど基本的には日本映画を上映する映画祭。
とくに血ブシャーなエグくて怖かったり笑えたりするものが多いので夕張映画祭みたいなかんじもあるかなぁ。
私、たまーに女優してるしお酒も映画も大好きなのでよく映画祭に行くんですが。その中でももっともフレンドリーで居心地のいい映画祭のひとつ。
ほんとに毎度お世話になっていて、大好き。
知らない方が多いでしょうから作品紹介も兼ねて、
ハンブルグ映画祭で上映してもらった柴田出演作品
2017年ハンブルグ上映
「ここから」澤口明宏監督
※全然血ブシャー系じゃありませんでした
これは主演私柴田千紘と、室屋翔平がカップル役で 思い出の神保町の神社で別れを切り出そうとする彼と、それに勘付いている彼女のシーンから始まります。
輝いていた高校時代の回想をはさみながら彼女は昔のように絵馬に願いをかけます。
彼はというと、すでに新しく好きになった女の子とちょいちょいメールをやりとりしています。くそったれ!(え)
そして彼女は寂しげな笑顔をなんとか見せて彼の元から去るのです。
その、最後になるであろう後ろ姿を見送って胸が苦しくなる彼。弱っかす!(え)
彼女が去った後で彼がふと彼女がかけた絵馬を見ると「○○が幸せになりますように」…
最後まで彼の幸せを願って去った彼女に一気に引き戻されてとんでもない間違いをした気になる彼は走り出します。神保町の美しくてなんだか懐かしい景色を走って、走って、探します。転べ!(えええ)
へとへとになってめそめそした彼が神社に戻ってくると、そこには優しい顔でふりむく彼女。
彼は彼女に近づいていく。彼女は……ニヤリ
ニヤリ?!
からの、ラストはさすがに勝手にネタバレしていいのかわかはないので気になる方は柴田まで。
物語の途中途中でお茶目に登場する存在感抜群のカメラが好きな外国人役に、モデルもやるし数々のCMや「のだめカンタービレ」「失恋ショコラティエ」などの映画やドラマで俳優として活躍するLoic Garnier。
ラストで私と女子トークをするのは仏画アーティストの翁長夕貴。
全員柴田の古い友達、という私にとって幸せのキャストで実現した作品でもあります。
神保町映画祭の一発目記念作品ってことで短編を撮ろう!と企画をいただいてギャラがそんなに出ない中その役が出来そうな友達にお願いしてみたところ集まってくれて。終日リラックスしてほんわか撮影できました。
2018年ハンブルグ上映
「身体を売ったらサヨウナラ」内田英治監督
こちら多分いまもNetflixとかで観れます。観れるので内容ははしょるけど、鈴木涼美氏の同名原作を元に作られた映画です。またこの原作がおもしろいです。涼美さんの他の著書も面白い。Twitterの呟きも大好き。
大好きな筒井真理子さんと親子役をやらせていただいてよだれが垂れた作品です。
映画監督もされていて最近いつのまにか嫌われよりも癒し系なイメージが強い気がしてならない品川祐さんもいやらしげな教授役で出演されています。
ちなみにこちら私すっぽんぽんのシーンがチラホラあるので今なにかと話題なオスカーの社長に
「チ○ビ出してもいいですか!」と直談判しにいってOKを頂いたっていう。
あの大きな城のような事務所から得た許可としてはわりと奇跡的な出来事でしたよ。
2019年ハンブルク上映
「village on the village」 黒川幸則監督
こちらは前の2つよりも前に撮影も上映もしていた作品なんだけど
もはやただ私が2018年は主演した新作がなかったから、なにか昔のでも流してもらってもいいですかーー!て強引なワガママを聞いてもらった形で。とりあえず今年もハンブルク参加したいので(目がビール🍺)って。
千葉方面で地震があると私の寝返りのせいにしてくる田中淳一郎ふんする「中西」がバンドのツアー中に車から転がり落ちて迷い込んだ不思議な夏の空間で、存在自体が不確かな住人たちに出会いながらやはり不確かな恋をしたり何かに誘われたり引きずり込まれたり冷えたピザを食べたりひたすらビールを飲んだりタバコを吸ったり歌ったり走ったりする。
どこまで現実かわからない、ホラーなのかファンタジーなのか、ただなんとなく気持ち良くて、離れてもふとしたときにどこかに本当に存在したんじゃないかと思えてくる、キラキラした昔の思い出みたいな映画だと思う。
独特なサウンドも、本業はミュージシャンの田中氏が作った劇中歌たちも魅力。
むっちむち。
さてこれらを上映してもらったハンブルクの話に戻りますが
ハンブルクはドイツの北〜のほう。もうちょっと行ったらデンマーク。
あちこちで川や湖を見ることができる。港湾都市っていうらしい!
重厚感のある建物や橋もあれば
緑が溢れた楽園のようなところもあって
全体的にとてもキレイ。清潔だし、さすがドイツ、やっぱり都会で綺麗なのにナチュラル感があるのもいい。
ドイツやフランスに行くとこのオーガニック感、先進国感はとても感じる
私がどの町に行ってもほぼマストで行っちゃう
動物園はハンブルクのも楽しい!
ゾウが、近いの。
皆手伸ばして餌あげてる。
とっても爽やかで落ち着いた町だけど
夜の顔も❤️
これも毎年絶対何度も行く。レーパーバーン。
ビートルズがかつてここを活動の拠点にしていたとかで、くり抜かれたようなビートルズのメンバーのモニュメントに身体を重ねて写真を撮ったり出来るビートルズ広場なんかもある。
映画祭の他の参加者の方々も絶対一度は飲みに行くはず。「世界で最も罪深い1マイル」とかいう別名もある…
セクシーなお店もずらり。
あちこちでアダルトグッズ売ってて用もないのに入っちゃう。
ちなみにこの先は用もないのに入っちゃアカンとこ。
ショーウィンドウに女性が並んでる。だから女禁制。
ここを女が通ると冷やかしか?って攻撃されることもあるのでご注意を。
それでも私はもう何回も通っちゃってるけど、一回だけあちこちの窓があいてめちゃくちゃ水鉄砲かけられたときがあった。一緒に通った人たちもとばっちりでビシャビシャ! ごめん。水でよかった。
ここをわざわざ通らなくても、メイン通りをハシゴしながら飲んでたら週末なんかとくに盛り上がってて、連れ込み宿なのかな?ホテルの上の階から女の子がおっぱい出したりおしり出して踊ったりしてることもよくある。
ある日私はこの通りで酔っ払って裸足で走っていたらしく、翌朝ちゃんと靴がなかった。もういや
顔がアホ
やっぱりビールが美味しくて
お気に入りのビール工場
Groeninger Privatbrauerei
だといつも映画祭の皆で樽で頼んで、自分たちの席に置いた樽から直接ビールを注いで飲むんだけどこれがほんとに飽きずにスルスルと飲める。
ドイツらしくソーセージとかザワークラウト(キャベツのピクルスみたいな。酸っぱくてさっぱりするやつ)食べながら ほんとにずっと飲んでられるビール。
あー飲みたくなってきた!やっぱり今年も行きたい!
あとはそのレーパーバーンとかいくと真っ赤なトマトバジルスープみたいなお酒もよく飲む。タバスコかなんか入ってて超スパイシー。基本的にショットでクイっといくんだけど私は味が癖になってチビチビ飲んでたりもする。
去年とかは現地のスタッフさんたちに泊めてもらったりしてて、朝からブルーベリーのパンケーキを焼いてもらったり、ヨーグルトも美味しい。ギリシャのヨーグルト買ってたけど。やっぱりここでもギリシャの食べ物は人気なのね。
ちなみに私は日本から持ってきていた梅干しをドイツ人の口に放り込んでみたけど、私よりも涼しい顔で平気で食べてた。美味しい♪とか言って。予想外のリアクション。
メインがお肉で重たいぶんいつもザワークラウトとか酸っぱいもの一緒に食べてるから酸っぱ強いのかしら。
ハンブルクは映画祭で行ってるので
上映のときやこのあたりで飲むときは知り合いも、初めましての俳優さんも、たくさん。
海外でもいつも大人気の亜紗美さん、しじみさん❤️
毎年初日にひらいてくれるウェルカムランチ会みたいな集まり。ここでパスタやピザとかを食べて、オープニングパーティーや開会式に流れるかんじ。
ほんとにおもてなしをしてくれる映画祭で、
期間も終盤になると恒例の大使館パーティーまで。
ドイツのものと日本のものダブルでもてなしてもらって、永遠と食べちゃう。お庭も近所もめちゃくちゃ素敵で、一昨年はそのお庭でバーベキューでハンバーグを焼いてハンバーグ作ったりもして天気もよくてとっても気持ちよかった。「ハンブルク」って名前もハンバーグから来てるとか来てないとか。発祥だとか違うとか。
ここのパーティーには偉い人たちが集まってるらしい…けど皆さんフレンドリーだしおだやかだし私は安心して酔っ払えるー癒されるー☺️
最初に来た時は私、着物も持参していて
こんなにちゃんと着たのに(しかも自分で!)
着物もってくと重たすぎる!ってことに気がついてそれ以降着ていない。
スウェットワンピで登壇してる。。
(左 澤口明宏監督 右 永夏子さん)
最初の年には大好きな拓さんも!
最近なんだか華やかにドカドカ出演してて私は嬉し寂しい!!!
こんなにお茶目で可愛くてふざけてて危険な忍者はいないから是非チェックしてほしい。
アクション監督も俳優もやってる、とにかくアクションのすごいひと! …ふざけてるけど。
私のこの嬉しそうな顔。クリスヘムズワースと坂口拓には一生デレデレしてると思う。
で、さっきスルーしたけどこの、ハンブルクで毎年会える女の子たちも
めちゃくちゃ可愛い!!!
たまらんて。
筋肉忍者もいいけどエキゾチックとマイルド天使もビール進んじゃうって。
最高でしょ?
歯が取れた。
ハンブルク映画祭に多分住んでいる福島監督!
もうこのあたりのことなら知り尽くしているでしょう。
こうやって期間中はいろんな人と遊んで
見たい映画をいろんな映画館をハシゴしながら観てまわったりするの。
そうそう時々威嚇しながら。
舞台挨拶とかしながら。
そしてとくに観たい映画も参加したい飲み会も自分の映画の上映もない日は
1人高速電車とかでプチトリップ。
本当〜によくうろちょろするよ、この女は。
教会とかアートとか建物とか食べ物とか景色とか。
気になった町に行ってぷらぷら歩いていろんなものに出会います。
ここブレーメン!😍
ブレーメンの音楽隊は知ってますかね?
小さい時から大好きなお話だったから、童話の中の世界に来れたみたいでテンションあがりました。
実際に街並みもかわいくて ずっとわくわく。
写真があまり残ってないのが残念だけど木組みのメルヘンな建物たちが本当に可愛くて歩いてるだけで楽しいと思います。
他にも、ツェレ、リューベック、キールなどなど、電車で行ってみれそうなところはあちこち楽しみました。
美しい街が多い
いつも5月末頃なんだけど
一年通して天気がいい日が少ないドイツの、ベストシーズンらしい。比較的晴れる。
まだ少し涼しくて日が暮れると寒いし突然雨なんか降ると寒くて凍える。
私はだいたいそのあとも次の国の夏へ移動するからなるべく上着なんか荷物にいれたくなくて、ドイツでは2年目からすっかり誰かに上着を借りるようになった。日本からもっていく軽い服に、現地の人の厚めのジャケット羽織ってちょうどいい。
歯が取れた。
いや何回取れるのあんた?!
どんだけ取れる歯があるんだよ!って
自分で驚いちゃった。銀だし。
結局、一回の旅でなんと3個取れました。
毎回原因は ハイチュウ !!!
まじで危険物すぎる…こわい!!天敵!
ベルリンまで行くとまた歴史も色々感じられるし
やっぱり、「ベルリンの壁」とか。
ユダヤ博物館とか。
…ずっしり暗いの。
チョコレート工場に行って手作りチョコを作ったりもしてみた。かわいくてお土産によさげ。
コーヒー豆乗せるのお気に入りー!
ベルリンはアーティストもすごく多いみたいで。俳優の勉強しながらここに住むのもいいんじゃない?ってよくオススメされる!🤔
画像もあんまりないので今回はこのくらいにして、またドイツの新しい発見があったらそのうち書きますね。
なんせオーガニック専門店とかもそこら中にあるし環境への意識がとてもしっかりしてるし、男女間の考えなんかでも成熟してる人が多いなと思う。
昼間歩いてて化粧してる女性もほとんど見ないし。すっぴんに洗いざらしの髪、みたいなかんじ。
休暇に飾らずに肌を休めつつ体に優しいオーガニックライフを過ごしたい女性にもオススメだし、
セクシーなお店で遊んで美味しいビールを飲んだくれたいおっさんにもオススメだし、
人の真面目さは日本人に近いかんじかも。
ハンブルク映画祭は今年はこの状況で延期になっていて 一応8月に開催予定…です。
やれるだろうか? やれたらいいな。
開催できることになったら今年も私はなんとかまた参加できたらなと思っていて 多分いるので
都合つく方は是非ドイツハンブルクまで 遊びに来てみてくださいね\(^^)/
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