シルミオーネから恋人の街ベローナへ
【前回まで】私が一人旅の最中にイタリアに行くと連絡をくれた、イタリアに半分住んでいる古い知り合いアンさんとピサで合流した柴田。
最初の滞在先massaの家を出て、ピサとフィレンツェを歩いたのち車で北上して
夜8時頃に次の宿泊先シルミオーネに到着した。
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ここsirmioneはアンさんのイタリアでの家がある場所なんだけど、いまは丁度水道工事などをしているからと「知り合いに安くしてもらえるいつものアパート」とやらに私の部屋までとってくれていた。
行ってみるとプール付きだしレセプションあるし売店あるし部屋に清掃入ってくれるし家風だけどほぼホテル。テラスも大きくてほとんどの方向が見渡せて最高!
私に与えてくれた部屋にも専用で流し場、トイレ、シャワーがついていて充実。
イタリア最大のガルダ湖をずっとお散歩できるし、美味しいシーフードが手に入るスーパーもあるし、大きな公園もあるし、ゼナートのワイナリーもあるし…
イタリアを渡り歩いて美食とワインを求めたアンさんにとってバランスの良い最高の場所がシルミオーネだったらしい。
ドイツ人にもここを知らない人はいないらしくドイツからの家族や老夫婦がたしかに沢山いる。
別荘をもっているのか、お高いホテルにバケーションに来ているのか、
いずれにしてもお金に余裕のあるマダムたち(おじさまも)がのんびりする場所というかんじで
軽井沢みたい。?
地図で見るとちょうどミラノとベネチアの間くらい。
朝からテラスでルッコラやチーズや生ハム食べてワイン飲んで、一日中そんなlazyでもいいかんじだったけど早速おでかけで連れていってもらったのがVerona👻
ベローナ、
ここはロミオとジュリエットのジュリエットの家と呼ばれる家がある場所らしい。
大きな広場からの街並みもほんとにディズニーみたいに可愛くて、その中にローマのコロッセオみたいなのまで出現した。
広場の真ん中に雑貨や服の屋台がずらーっと出ていて、とにかくにぎわっているけど、そのへんは舞踏会の仮面のようなマスクが35€くらいしたから値段あげすぎだった。 小道に入っていって見つけた閉店間際の店だと同じのが12€。
それでもベローナはツアーで来るような観光客も多そうだからこの吊り上げた値段でもそこそこ売れちゃうんでしょう。ベローナ自体、イタリアでかなりの富裕層が住んでる街の一つらしい。
ジュリエットの家に着くとこちらも人混み。
しかしあの窓が例の!たしかにあんなところから「どうしてあなたはロミオなの」だ。思い出しただけでキュン。
勿論私も観たことがあるけど世代的に記憶に鮮明なのはディカプリオがロミオだったほう。あのロミオの完璧さはもう儚すぎてこっちが溶けそうだったよね。純粋すぎて狂ってたり消えてなくなってしまう役は本当にレオナルドディカプリオが最強だとおもう。
せっかく来たから私も窓まで行きますか、と並んだけどもちろん並んでるのは皆カップル。この窓でチュー写真撮るのがお決まりなんでしょう。
私はアンさんと写真を撮っても仕方がないので(笑)一人で並んで、その間アンさんは下で待ちぼうけ。
窓から私が出てきたら写真を撮ってくれるとのことで地上で良い位置を陣取っていてくれていたけど、ディズニーの白雪姫程度には並んだ。
窓にたどり着くまでも、そのあとも、家の中はちょっとした博物館のようになっていて、ジュリエットの衣装なんかも飾ってあった。
そしてその家のいろんな窓から見える街もなんだかエモくて良い。
そして下で待ち構えていたアンさんが撮ったかんじんのジュリエット写真はこちら
… 微妙!笑
顔見えてないしピンボケしてるし、2枚っ!🤣
並んでる人たちがかわるがわる写真撮られに出てくるからやっと出てきた私を慌てて撮ってくれたことがうかがえる2枚でした。
そして私も家の内側で、カップルフォトを撮りたいカップル達からカメラマンを頼まれて「いーねーいーねーフュー♪」とか言いながら、イチャつくカップル達をいろんな角度から撮ってあげていた。
これは次回再来するなら絶対私のロミオ連れて来なくては。
とりあえずジュリエットの像なのか誰なのかよくわからないけどこの家の下にある像の乳を触ると幸せになるとゆう謎の決まり事もちゃんとやってからここを離れました。
アンさんフォトはこの後の街中で撮ってくれたのは、なかなか良い感じでした。(何様)