ところでマデイラ島ってどこ🙄
やっと島からの脱出に成功したのでもしかしたらもう2度といかないかもしれないマデイラ島を振り返っておきましょう。
2度と行かないと思うような島だったかというと全くそんなことはない。
神秘的で、幻想的で、エネルギッシュで、華麗で、のどかで、、、
魅力の方向大渋滞の豊かな島。
ミスティーで謎めいた森…
田舎で素朴な村…
広大な牧場…
あらゆる果物がなる木、畑、そして名物
マデイラワイン、
そこらじゅうの道に咲き誇る花、
迫力鳥肌もんの切り立った崖、
緑もっさもさの山々、
恐竜時代にタイムスリップしたようなシダの群れ、きょんきょん?
洞窟、川、滝、
タコに口の長い魚にヒラヒラのイカにたくさんの生き物に遭遇する海の中、最高か
きもちよすぎるゴルフ場と
飛ばなすぎる飛行場。
どこからでも絶景の高低差 断崖絶壁の光景さ
さあ行こう一度入ると出られない島
坂道上がれない絶対やめとけ安い車
場所はアフリカでもポルトガル
町にも絡みついてくるジャングル
ちょっとの強風でキャンセルはまじ焦る
着陸すると歓声アガル狂ってる
やっと出れたとはしゃいだ矢先
寝食くれた家族のキオク
出逢った人達優しいすごく
それも人達もこの島の魅力
ここはポルトガルマデイラisland
知ればみんな必ず来たくなる
ズンっ 卍卍卍
今回の旅の最初にポルトガルはリスボンで映画祭に参加して、
リスボンから行けるアフリカの島カーボベルデにすごく行きたくなったけど、ビザやらイエローフィーバーとかのワクチンとかの準備が必要らしく今回は断念して。
それからスコットランドで日本の裕福なお二人😂と合流して
たまたまウイスキー祭り中だった田舎の方へウイスキー蒸留所めぐりの旅に同行させてもらい、
そのうちの一人が帰国した後もまだ残れるらしい友人と
・イギリスの東端にあるサファリでライオンと泊まれるホテルに行きながら柴田のボランティアステイを頼んでみる
・リスボンに行き(柴田としては、戻り)、ファドを聞いたり田舎の方を旅したりしてまったり過ごす
・クロアチアに行き柴田の友人の家に泊めてもらいそこのワイナリーはもちろんクロアチアワインを楽しみつくす
・ギリシャの島のどれか開拓する
・スペインの美食の街サンセバスチャンでお気に入りのレストランに行ったりひたすら飲み食いする
とかの候補があった中で、どこにしようかなーと次の行き先を探していた。
エジンバラやロンドンに残るのは物価が高すぎてホテル代だけでもだいぶかさむ…ってことでとりあえず移動することにしたのに
結果的に飛行機のトラブルでもっとかかることになるのをこの時の2人は知る由もなし。。。
(なになあったかは一個前、2個前の投稿をどうぞ)
そのときなぜかロンドンから爆安チケットが出ていたのがマデイラ島だったのだ。
たまたまその移動したかった日に、千円だか二千円だか、なにせ飛行機代が安くて
「え、ポルトガル領のなんか島があるよ!ここにしちゃう?」
って流れになったわけ。
今考えるとそこから運命に操られて島に誘い込まれたみたいだ。
どこここ?と見てみてすぐにポルトガルとは思えない宿泊先の値段に気づいて2人で調べたら富裕層に人気な観光アイランドっぽいな、とは思ったんだけど
ワインやゴルフに友人ももう惹かれ始めてて、写真で見る美しい海の天然プールや街並みに心躍り、
どこになろうとその友人が帰国するまではお金の心配はしなくていいチートな柴田はむしろ自分だけのタイミングでは行けない贅沢島っぽいから今行っとけるならいいですねバカンスですねyayyy🌴☀️ってかんじだった。
そして結局、ついちゃったんだな。
あんなに長くいることになるとは思わずにね。
初日は深夜到着だったんだけど
友人が友人の携帯からエアビー予約してくれていて
でもホスト(宿主)とやりとりをしてなかったらしく
早速事件!
到着してから、詳しい場所も入り方もわからないって言うの。笑
つい数日前までポルトガルに泊まってた私もリスボン中にエアビー使っていて、
予約後にわざわざワッツアップでやりとりしないとわりとややこしい入り方が自動で送られてきたりはしない宿が多かったから、この危険性は知ってたはずだった。
リスボンで泊まったドミトリーは、エアビーのメッセージからワッツアップ登録して、
そこで質問してからやっと「この建物で鍵を取って、こっちの家に戻ってください」みたいな動画やキーボックスの番号とかが送られてきたの。
予約した時点でチェックイン方法がオープンになって当日現地でそこ開けば問題なくチェックインできるところも多いから(というかどこもそうあるべき)
なんだよここ、Wi-Fiあるうちに連絡しといてよかったわ、質問も二度手間だし最初から全部ページに書いとけよ、と思ったんだった。
今回は友人がとってくれてるし予約に関してはまかせとこーって完全にお連れ様モードになってたけどせめて一緒に確認しておけば…。
友人がページからコピーしていたアドレスだと
なんにもないところに辿り着き、そのあと見れるハウス情報からのポイントにも写真と同じ家がなかった。
地図の場所が正確じゃないことはここに限らずよくあることだからホストに確認するしかないんだけど、その時もう深夜一時過ぎ。
そうなってからコトを知った私は友人の携帯を借りてホストの連絡先を見つけてエアビーからもワッツアップからもメッセージ送ったり電話したり試みたけど、もう寝てるのかビジネスアカウントで時間外になってそうな状態。
なんで昼に確認しとかなかったんだよツメあまいわー!と友人の天然ぶりにも、初めから手配変わっておかなかった私にも、
地図ズレてるだけじゃなくまだ確実なやりとりを済ませてない今夜チェックインの客がいるのに営業時間中にむこうから連絡してこないホストにも1番イラっとしながら暗い道路でお互い荷物番を交代しながら近くを探してみた。
でも見つからないから
もう眠い!ってなって「これはもう他のホテルもどこか受け付けてる間にとったほうがいいよ!予約重なってもったいないけどエアビーの補償もあるかもだし、場所あってなかったんだから1日分返金してもらっても良いしなんせ明日起きてからなんとかしよ!」
と、もう友人の携帯完全にうばってマップ検索してそこから歩いていける距離のホテルにかたっぱしから電話した。このとき、3時過ぎ。
電話先で「ここならまだ空いてるかも」というホテルたらい回し四度目くらいで
快くOKしてくれたホテルがあり、
ぐったりして到着するとツインで景色が良い部屋に出来ると言ってくれウェルカムワインをそそいでくれた。
この時のも勿論、マデイラワイン。
とにかくこうして、まさかのリゾートアイランド初日に苦労しつつも野宿になることはまぬがれたのでした。
翌日
明るい中でやっと見えたマデイラ島は
キラッキラ🤩
島全体が不思議なパワーに溢れてて、
物価の高いリゾート地✖️島
で治安も良いかんじ。だからこそ夜1人で道路で荷物番してるのも怖くなかった。
他の国でならあの時間に2人で荷物持ってなんにもない通りに到着するだけでもヒヤヒヤするところもいくらでもある。
このへんなら深夜に歩いててもまぁ基本的には問題ないだろうなと思えた。
場所的にはほぼアフリカにある島。でもポルトガル領。
街を歩いてるともともとこの島のひとたち、
近隣国の富裕層おばちゃんおじちゃん、
そしてインド系というか多分ネパールかバングラデシュの人も多かった。
インド料理と寿司レストランもめちゃくちゃ多い。
やっぱりロンドンからの観光客は多いんでしょう、アイリッシュパブもそこらじゅうにあった。
アフリカ系の人は意外にも
リスボンより全然いない。
ボタニカルガーデンやゴルフ場やビーチの
綺麗でオリエンタルな魅力はもちろんなんだけど
この森みたいに、
魔法みたいな…すごく不思議な空間もあったの。
こんな不思議な雰囲気、いろんな作品撮りできそうだよね〜!
とりあえずカメラマンも衣装も何にもないけどここは映えるだろうと柴田も何枚かセルフタイマーで撮ってみた。
映えてるんかこれ?
母親に送ったら「首吊ったのかと思った」って言われたけど。
とりあえずやっぱり変な雰囲気❤️🔥
映画撮れそう!
物語できる!
なんだかドキドキするような、
なのに落ち着くような泣けるようなこの場所で霧の中進んでいくと自然動物にも遭遇する。
霧で遠くが見えないぶん、気づいた時にはもうそこそこ近くにいたりとかして。
神様を見つけたみたいにハッとする!
もののけ姫の森でシシ神様に会えたみたいな😍
このツノでうっかり突進されたら死ねるぜ。
ここの雰囲気は特別で面白かったんだけど、
他も、山も海もとにかくエネルギーに溢れてた。
花の種類がほんとに多くて、そこらじゅうにらいろんなのが咲いてる。
そして丁度春のマデイラは花祭りの真っ最中で、そのせいもあって観光客向けにホテルの値段が最も高くなってる時期かもって。
スコットランドに行ったらウイスキー祭りやってたり、マデイラ島についたら花祭り中だったり、
なんか、まんまワンピースのキャラクターとして冒険してるようなかんじじゃない?わくわくする
南国風の花や木やサボテンがたくさんあって果物も豊富。バナナやマンゴーは甘いし、びわもジューシーで美味しかった!
そしてマデイラといったら
ゴルフとワインらしいんだわ。
たしかに高低差すごいから暑さも寒さもあるしぶどうにも良さげ😍
マデイラワインって、
なんかシェリーのような デーツとかプルーンみたいなあっち系の濃い甘いワイン。
正直ふつうのしっかりした赤ワインのほうが好きだから初めのほう雑に飲んでたけど、
ワイナリーに行ってちゃんと飲み比べたらこちらも結構奥深かった。
これはハーブの豚肉とか合いそうだなーとか これバニラアイスにかけるだけでも絶対うまいよねーとか言いながらマデイラワインも色々楽しんだ。
(その時はまだ友人が一緒に島にいたから飲ませてもらってた。美味しかったなあ…遠い目)
ちなみにこの日ワイナリー案内してくれたのはレアンドロおじちゃんなんだけど
その名前がついたマデイラワインを置いたバーが
なんと日本にあるんだって!
レアンドロ、大塚にあるらしいから帰国したらいってみよっと
マデイラが気になってもここにまで来れない人(来れてもなかなか帰れないから数週間予定がズレても問題ない人だけ来たらいいと思う)は
大塚でマデイラワインと料理を楽しんだら良さげ☺️
ゴルフも、飛行機キャンセルによって延滞が決まったあとに「じゃあ行こうか」となって
友人がゴルフ好きだから行ってみたの。
この島、ヨーロッパ1美しいゴルフ場って言われてるらしいんだけど
球にあたりもしないレベルの私が行ってしまった😂
すいてて煽られることもなかったし、あのオモチャ車みたいなのの運転もできて面白かったし
なんせ広くて綺麗で気持ちよかったー!
ダイビングも久しぶりにできたし。
セッティングからなにから、もう全部自分でできる人たちが連続してやるには、めちゃくちゃ良い環境だと思う。
最初に施設の使い方の説明があってからはセルフで使えるかんじ。
私はライセンスもってるくせに計算のとか機材のセッティングとかはまったく自信ないし、友人も7年もブランクあるとかで私達は結局体験ダイビングみたいなのになっちゃったけど。
お姉さんとプールで練習するとこから始まった😂
海の中は体験ダイビングの浅さでは、特別面白い景色ではなかった。沖縄のほうがカラフル。
でも横がずっとヒラヒラ動いてる大きくて丸々したイカとか、手を近づけると乗ってくるタコとか、ダツみたいのもいたし、ダツが短くなって縞々ついたような魚人族にいそうな顔の魚とか
生き物にはまぁまぁ色々会えた。
教えてくれたお姉さんもイイ人で丁寧で良かったけど、
海の中で音出せるものを貸してもらってなかったから何度か「ここにイカいるー!」とか何かを伝えようとしても全然気づいてもらえなかった。
もしなんかトラブっても3分くらいは放置されるだろうなありゃ。
…マデイラでやったこと全部まとめちゃおうかと思ってたけど一生書き終わらないからいったん終わらせる。😂
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