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サークル名 『あした、春がきたら。』 の由来

こんにちは!桜田です。今日は僕が同人活動するときに使っている『あした、春がきたら。』というサークル名についてお話したいと思います。

僕はコミケやコミティア、文学フリマなどのいわゆる同人即売会にかれこれ15年ほど出展しています。こういった即売会で出展する際にはほとんどの場合、作家個人の名前(ペンネーム)とサークル名が必要です。サークル名とは簡単にいうとお店の店名のようなものです。

文学フリマ出店の際のブースのポスター
コミティアで使ったサークルカット
イベント当日はこんな感でポスター作ってます

僕の場合だとペンネームが『桜田千尋』でサークル名が『あした、春がきたら。』になります。ペンネームの桜田千尋は実は何回か変えているのですが、サークル名の方は15年ずっとこの名前です。最近では作家名とサークル名が一致するような名前を多く見かけるようになったので、僕もそういうのに変えようかなと思ったこともあるのですが、これ以上いい言葉がなくてずっとこの名前で出ています。

ところで皆さん「あした、春がきたら。」ってフレーズをご存知でしょうか?僕と同じく昭和後期~平成前期の生まれの人は知っているのではないかと思うのですが、松たか子さんの楽曲『明日、春が来たら』から拝借しています。

『明日、春が来たら』が収録されているアルバム『空の鏡』僕がこれまで出会った名盤の1枚です。

今でもよく覚えているのですが、親戚の車に乗ってた時にカーステレオから流れていたのを聞いたんですよね。僕は当時まだ小学生だったので歌詞の良さというよりは楽曲の良さに惹かれたんだと思います。イントロがもうめちゃめちゃにエモくて心がぎゅーっとなるんですよ。もし聞いたことがないという方がいらっしゃいましたら1回聞いてみてください。

同人活動を始めるにあたって、サークル名にこの楽曲のタイトルを拝借することにしました。暖かくて、柔らかくて、優しい。僕はこの言葉にそんな印象をずっと抱いていました。自分もそんな印象を与えられるような作品を作っていきたいというのがあったんですよね。

ちなみに松さんの『明日、春が来たら』の作詞を担当されているのは「カルテット」や「花束みたいな恋をした」でも有名な脚本家の坂元裕二さんです。最初知った時びっくりしたのですがこんな素敵なフレーズが思い浮かぶのも納得です。

今ではもう夢だった商業デビューも果たしたのでいつまでも借り物の名前を使うのはどうなのだろうとは思ったのですが、先述した通りこれ以上にしっくりくる言葉が浮かばず勝手ながら使わせていただいております。

7年前くらいのポスター。
ローマ字表記にハマってた時もありました。

ちなみに松さんの楽曲は『明日、春が来たら』以外にも『空の鏡』『The Shooting Star』『夢のしずく』『明かりの灯る方へ』『そして僕の夜が明ける』なんかが好きです。各種サブスクでも聞けると思うのでよかったら聞いてみてください。

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました!

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