映画 FLEE 生まれた国から逃げること
みなさま、おはようございます
また読んで頂きありがとうございます。
6月ですが、映画 FLEEを見てきました。
このタイトルのフリーは自由のfree ではなく、逃げるという意味のfleeです。
アフガニスタンに生まれた主人公のアミン、ずっと本当のことを言えずに生きてきました。
最終的にデンマークに逃亡し、30代になってやっと映画監督である友人の前で今までの壮絶な人生を語り始めます。
プライバシーや危険のために、名前と場所は一部違います。そして、アニメーション映画になっています。
その頃からアフガニスタンは政権が不安定で、父親は連行され消息不明になり、母親と兄と姉二人ととうとう命の危険を感じ間一髪でアフガニスタンを脱出します。最初にロシアに逃げ、それからも不法滞在のためにどこに行っても隠れるようにして生きていきます。
本当の家族と、生きるために家族はいないと嘘をついていた時期があるといっていました。
一度に家族全員は出国できないため、ロシアに行くのも、ロシアからヨーロッパに行くのも、姉2人が先にいき、その後、兄と主人公と母親が続き、というようにバラバラに移動します。
途中の道のりも過酷で、アニメだから見ていられましたが辛すぎました。
映画を見ながら、自分ならどの道を選ぶのか、どう生きていくのか考えながら見ていました。日本に生まれただけで恵まれていると思える映画です。
それでは今日もbonne journée