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37歳バリキャリ女性の婚活体験記(序章)



婚活のきっかけ

37歳という妙齢で婚活を始めようと思ったキッカケは、『死ぬ瞬間の5つの後悔』という本だった。本の帯には「働きすぎなければよかった」と今の私に突き刺さる言葉が大きく書かれている・・・

大学を出てから失恋する度に「男は裏切っても、仕事は裏切らない」と仕事にのめり込んでいった。仕事で顧客に価値を提供することはやりがいとなり「私は社会に貢献しているし、必要とされる人間なんだ。」と思えた。仕事では一定の成果を出し続けてきたこともあり、転職でキャリアアップを重ね、外資コンサルタントというバリキャリの仲間入りを果たした。そんな私は「男性に頼らなくても経済的に自立しているし、結婚はMUSTではない。」という考え方だった。

そんなこじらせバリキャリ女性が『死ぬ瞬間の5つの後悔』という本を読み、疑問が湧いてきた。今のライフスタイルを継続し、バリバリ働き安定的な収入を得て独身のまま生涯を終える時に、果たして後悔しないのだろうか?家族・親族や友人とは良好な関係性を保っているが、パートナーとの親密な関係を持たなくて良いのだろうか?子供をはなから諦めてよいのだろうか?
1人で生きるという覚悟をしていたつもりだったが、自分が死ぬ瞬間を想像した時に、「このままでは後悔する!」と気づいた。だから、「結婚したい!」という自分の願いを叶えるために、婚活を始めることにした。

現状分析

これまでも男性とお付き合いの経験はあるが、恋愛からは結婚に至らなかった。その理由は2つ。1つ目は結婚する覚悟がなかったこと。2つ目は自信がなかったこと。これらのことから私がお相手に一貫した態度をとれず、お相手に「ぴょんと結婚したい」と決断させることができなかったと分析している。
現時点では1つ目の結婚の覚悟は心に決めたので、問題は2つ目である。私は20代を仕事に邁進してきたので恋愛の経験値が低く女性としての自信が低い。ここはトライアンドエラーで男性との関係構築を試行錯誤して改善するしかない。

自由恋愛 vs お見合い

恋愛の経験値が低い私には自由恋愛難易度が高い。自由恋愛から結婚に至るまでは、以下のフェーズがあり比較的高いコミュニケーションスキルが要求される。

<自由恋愛から結婚までのフェーズ>
出会い
:お相手の仕事、学歴、趣味などの情報をそれとなく聞き出し、年収や生活水準を推測する
お友達:接点を増やしてお互いの価値観や考え方を知る
友達以上恋人未満:多少の駆け引きをしながら、相手の好意を引き出し告白してもらう(する)
お付き合い:どちらかの結婚への熱量が低い場合は、お相手のモチベーションを上げるための働きかけを行う
婚約:プロポーズや両家の挨拶などを行い結婚を約束する
結婚:男女共に「この人と添い遂げる!」と覚悟が固まれば結婚に至る

一方でお見合いは、出会いの段階で結婚相談所のシステムからお相手の情報をプロフィールでまとめて把握できるし、コストを払い相談所に入会しているので男女共に結婚への覚悟を持っている。判断に必要な情報が一定程度開示されているため、お見合いでは相性の良い人を見極めることと、価値観のすり合わせに注力できるのではないかと考え、私は結婚相談所への入会を決めた。

コンサルらしく婚活手法をリサーチしたが、キャリア女性の婚活体験談が比較的少なかったので、私の体験談をサンプルの1つにして頂けると嬉しい。次回からは、結婚相談所での実際の婚活体験談を書いていくのでお楽しみに。



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