心の中に“相談役“を
こんにちは、トミモリです。
今日は、「あなたの中にツッコミ役を用意しておこう!」というお話です。
あなたは、何か迷ったり、困ったり、落ち込んだりした時にどうしますか?
人に相談したり、何かを調べてみたり、
今までうまくいっている人の話を聞いてみたり、
様々な方法があると思います。
そんな対処法を自分でしっかりと持っていればいいのですが、
時には自分の中でなかなか答えがまとまらず、
いつもぐるぐる考えてしまっていて、もうどうしようもない!
ということもあるのではないでしょうか。
そんな時のために今回は
「自分の考え、感情に欲しい言葉をくれる“ツッコミ役”」
を、自分の中に用意しておこう!というご提案です。
ツッコミ役、と言いましたが、
実際にボケツッコミのツッコミを必ずしも入れなくてもよくて、
自分の心の中の独り言だったり、
悩んでいてぐるぐる回っている思考だったり、
考えているアイデアだったり、
「疲れたな〜」
なんて感情に対して、
それを感じていると気づいた時にすかさず一言コメントをもらえるような、
そんな人物を一人自分の中に想定しておいて、
「その人だったら今の自分の言葉、悩み、状況、
感情に対してなんていうだろうか?」
と想定しての、
一人ツッコミというか、脳内会話をイメージしてもらえたらいいと思います。
セルフカウンセリング、というほどかっちりしたものではなく、
何気ない自分の考えや感情に対して、
自分が想定している人物からするりと言葉が出てくるようになると、
もうその人物が自分の中に住み着いている、という感じでしょうか。
想定する人物は、どんな人でも構いません。
『自分が話を聞いて欲しい人』
をイメージしてみてください。
例えば、
人生経験豊富なバーのマスター。
ついついなんでも相談してしまうスナックのママ。
なんだか悩みの奥底まで言い当てられてしまうような占い師。
話していると元気が出てくる言葉をくれる先輩。
なんやかんやいつも世話を焼かれてしまっているお母さん。
もちろん実在している周りの人だったり、
芸能界の人や、インターネット上で見かけるような有名人でも大丈夫です。
自分のちょっとした話を聞いて欲しい人、
もしくは自分が欲しい言葉をかけてくれそうな人、
そんな人物をを想定してみるといいですね。
「私だったら、どんな人がいいのかなぁ……?」
そんなことを考えてみると、
自分がどんな人に話を聞いて欲しいのかに気づくかもしれません。
・厳しいけど愛のある言葉をくれる人
・明るく前向きな言葉をくれる人
・優しく包み込むような、その人に話すだけで思わず癒されるような人
・お節介を焼いて「結局こうゆう事なんでしょ」とまとめてくれるような人
・とにかく一旦なんでも自分の意見に共感・同意をして受け止めてくれるような人
・全然こっちの話を聞いていないような返事ばっかりしていたくせに、最終的には真理をついた言葉をくれるような人
などなど、さまざまなタイプの人がいるなかで、
自分はどんな人に話を聞いて欲しいのかな、と考えてみると思いもよらない人物像が出てきたりして面白いですよ。
その時に大切にしたいことは、自分の意見を無視したり、何でもかんでも否定する人物を想定しないこと。
「話を聞いて欲しい人」
で想定しているので、そんな人物像は出て来ないのかもしれませんが、
普段自分の頭の中の声に応えている人物は、案外
「そんなことやっても無駄だよ」
「どうせできっこないし」
「そうは言っても現実的にはね」
なんて、否定的な言葉をかけていることもありますので、
この機会に一度振り返ってみてくださいね。
そうやって、自分の中で話を聞いてくれたり、
考えに突っ込んでくれたり、
時には手厳しい言葉をくれたりするような人を想定できたら、
日々の生活の中で気づいた時にはその人にツッコミをしてもらってください。
例えば、
「今週も疲れたな」
で終わっていた自分の感想に対して、
「今週もお疲れ様」と返して欲しいのか、
「あなたにしてはよくやったんじゃないの」と返して欲しいのか、
「このくらいで疲れているようじゃ、まだまだね。本当はもっとできるんでしょ?」と返して欲しいのか、
「じゃあ明日の休みは何をして楽しもうか?」と返して欲しいのか。
かけて欲しい言葉は人それぞれです。
そこに正解はありません。
そうすることによって、ただの
「今週も疲れたな」
という自分の感想に、
深みや広がり、もしくはこれから先のワクワクなどが生まれるのではないでしょうか。
ちなみに、私はどんな人がいいのかなぁ。と考えた時に、
『「そうだね、そうだね」と一旦受け入れつつ、「で、どうしたい?」と聞いてくれるような人』
がいいなぁ、と思いました。
全肯定からの次の一歩促し型、のような?
「〇〇やらなくちゃ!」
に陥りがちな私に、
「で、“やらなくちゃ“じゃなくて、どうしたい?」
と聞いてくれるような、そんな人に、一緒にいて欲しいな、と思います。
自分が描けて欲しい言葉をくれる、心の中の相談役を一人、用意しておいて、
あなたが落ち込んだ時、
あなたが迷った時、
あなたがなんだか進めなくなった時、
そんな時に言葉をかけてもらってください。
その返ってきた言葉が、
案外あなたが心の底で本当に望んでいる願いなのかもしれませんよ。
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