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歩いてみる、撮ってみる
休職中の私、一日中家にいると気分が鬱々してくる。
サボテンは最近早起きの習慣をつけようと頑張っているらしい。健康的だし、いいことしかなさそうだから私もしようかなと思い、5時半に起きることを心掛けている。
ただ、絶対に起きるとかは決めていない。自分の体と心が寝たかったら寝るのが私流。
ストイックに決めてる人ってすごいなー。
朝起きたら水を一杯飲んでヨガをして歩く。
本当は白湯がいいんだろうけれど、少し手を抜くくらいが私にはちょうどいい。
休職後に久々に歩いた朝の公園は涼しくて、靄がかかっていた。
こんなに素敵な朝が私の身近にいつもあったんだと、じんわり幸せが広がる。
歩いてみると必ず、毎日たくさんの発見がある。
なので、カメラは手放せない。
カメラを持ってシャッターを切ると、今日も新しい発見があった、今日はいい日だ、と実感することができて好き。
写真が残るのなんてオマケで、"撮る"という行為にこそ楽しさと喜びがある。
でも、カメラを持っていかない散歩もする。
それは、目とこころにしっかり収めるための日。どっちも大切。
どんなときでも、とりあえず進むことが大切だと、自己啓発とか、仕事論とかの本によく書いてある。でも、進むのって私にとってはやっぱり簡単じゃないし、怖いし、色々考えてしまう。だから、沢山歩く。歩くって進むってこと。そして「あ、進めてるじゃん自分!」って自分を褒める。そして楽しむ。
あとは好きな方向に、心の向くまま一歩ずつ進む。来た道を引き返すこともあるけれど、反対方向から進むと、見える景色も違うし、新たな発見も沢山、なんなら1度目よりある。同じ道でも進んでいることに変わりはない。
この頃、現状に満足しすぎている気がする。
今ある幸せに気がつきすぎて、What else do I need? って状態。
まぁ、これでもいいのかも知れないけれど、やっぱり、努力して進むことでしか見れない景色もあるし、せっかく生きてるから見なきゃなとも思うようになっている。
現在あるものに満足しつつ、こころに対して『なんでもできるなら何がしたい?』
と問い続ける。
まずは朝の散歩から。