試作をするのは、自分を知るため。
どこまで手をかけようか。
手仕事をしていていつも悩むところだ。
見出し写真はワイヤーで枠を作ったが、30分はかかっている。
太めのワイヤーで枠を作ってから、少し細いワイヤーでひたすらくるんでいく。
手間の割に仕上がりが格好悪くて、一つ目は失敗した。
そういうわけで、写真の枠は二つ目だ。
枠からこの始末なので、メインのモチーフ部分に至ってはこれまで幾つ作ったことか。
これはごく一部。
小さな素材が集まると嬉しくなる。
左上の綺麗な青と黄緑の透明感は好きだけれど、全体と合わせるとテイストが違いすぎて(いやぁ〜)と思ったり。
そういう意味では中心に近いところの丸い青も同じことだ。
そう、私は少しくすんでいるものが作りたいと自分のことがわかってくる。
そんなわけで、これが今の所1番のお気に入りだ。
きめ細やかなラメと抹茶を思わせる緑。
なんとも言えない趣がある。
この他、濃紺も作ってみた。
それもお気に入りの色になった。
さあ、これを何に仕立てようか。