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しゃべって、聴いて、つながった!「ペチャクチャナイトさせぼ vol.2」が開催

参加チケットは即完売、小さな港まち・長崎県佐世保市に新たな活気をもたらした「ペチャクチャナイトさせぼ vol.1

初開催から早くも3か月が経った10月31日のハロウィンにvol.2が開催されました。
会場はイルミネーションに彩られた港の景色がとても素敵な佐世保港  鯨瀬ターミナルです。 

2階はオープンデッキになっていて、イルミネーション輝くさせぼ五番街やハーバーテラス周辺を眺めることができる。港と駅、マンションなどの住居や山が1つの画角におさまる佐世保らしい風景だ

ふだんは上五島航路のフェリーや高速船が行き交う旅客ターミナルビルの一角が、遊び心にあふれ賑わいました。

この記事は、そんな「ペチャクチャナイトさせぼ vol.2」も楽しかったよ!というレポートです。

ペチャクチャナイトをおさらい

会場の鯨瀬ターミナル2階にて

ペチャクチャナイトとは、建築家のマーク・ダイサム氏とアストリッド・クライン氏が考案し、2003年に東京で誕生したイベント。
20枚のスライド1枚につき20秒の持ち時間(20枚×20秒=400秒、6分40秒)でプレゼンを行うというもので、テーマは自由。
プレゼンはもちろん、登壇者とオーディエンスを交えたアフターパーティーまでがセットになっている。年齢や職業といったさまざまな垣根を越えたコミュニケーションが好評を博し、これまで世界140カ国・地域の1200都市以上で行われている。

第2回目となる「ペチャクチャナイトさせぼvol.2。今回はプレゼンター、オーディエンス、ペチャクチャナイト運営チームあわせて約80名が参加しました。

運営チームのメンバーは前回から続投とあって会場設営などの連携もバッチリです。初回の反省を踏まえ、オーディエンスが心地よく過ごせるような席の配置など多くの工夫を凝らしました。

開場前に行われた、プレゼンターと運営チームのミーティング。わたしの夫(ささやかなハロウィン仕様)もイベントを支えてくれました

その1つとして今回は、より参加者同士の交流を深めてもらおうとパーティータイムをプレゼン開始の1時間前からセッティング。コミュニケーションの割合を増やすことで、会場がさらにホットな雰囲気になりました!

前回のプレゼンター・池野酒店さんがドリンクサプライヤーを担当。可愛いクラフトビールでさらにごきげん♪

さっそく歓談や乾杯の声があちこちで聞こえてきます。大いにエンジンがかかっているようですね、いいですね!

いよいよプレゼン開始。ワクワクします。

主催者の江頭聖子さんのご挨拶。ラフにハロウィンを仕込むフットワークの軽さもすてき

MCは前回に引き続き、老舗フォトスタジオ森白汀の三代目社長(本業はカメラマン、やはり当日に依頼されるも笑顔で引き受けるおおらかさ)。
賑わう会場にふっと訪れる緊張感……たまりません!

プレゼンターのステージはここ
さぁ、刺激と発見に満ちた時間のはじまりだ~!


個性豊かなプレゼンターたち

第2回目を飾るプレゼンターは8。SNSや教育の現場、まちづくりやアートなど、幅広いフィールドで活躍をしている方々です。

トップバッターはタクシードライバーの小仙 浩司さん。テーマは【働き方改革~日本の西果で見つけた、ありがたい働き方】
岡山県出身、2児の父。万津6区の運営に関わる一般社団法人REPORT SASEBOの理事も務めながら、佐世保のまちづくりやイベントのサポートを行う愉快でクレバーなおじさまです
【もやし】という謎めいたキャッチーなタイトルと、役者ならではの迫力で場を圧倒した木竹 広賢さん。税理士事務所のガレージに劇場をつくるというハイパワープレースタイルで、佐世保に新しい文化拠点を生み出しました
就職ののちフリーランスに転身し音楽活動をスタート。ピアニストとして演奏やレクチャーを行うかたわらさまざまなことにチャレンジ中!【佐世保で好きなことをトコトン!】と励む迎ゆかりさんの姿に元気をもらったオーディエンスも多いのでは
フリーランスの作曲家・山口 隆博さんはYOSAKOI楽曲の制作や、子どもの声で音楽をつくるワークショップ、民泊ホストとしても活躍中。【作曲は誰でもできる、そう、あなたにも、今すぐに】のタイトル通り、熱量のあるプレゼンが印象的でした
同時通訳者であり、シンガーソングライター、佐世保市の英日メディア「Sasebo E Channel」のRie先生、「佐世保スケートボード連盟」の立ち上げ人などさまざまな顔を持つ福本 里枝さん。プレゼンタイトルは【ストリートカルチャーで創る未来のSASEBO】
佐世保市内の高校で英語指導助手として勤務する蔡旻軒 (ツァイ ミンシュエン)さんは【台湾から日本へ:言葉を超えて、心を通わせる】をテーマに日本語でプレゼン。そのひたむきな姿に心からエールを送りたくなりました
佐世保のインフルエンサー・さやぶぅ( ・38・ )/さんは、あのおなじみのモチーフをネイルに散りばめた【佐世保ネイル】を通じて愛あるエピソードを多数披露♪ こんな楽しくて可愛い地元の楽しみ方があったなんて!
「しきぶちゃん」でおなじみ、SNS&YouTube累計フォロワー数100万人超のイラスト漫画家・BUSONさん。【SNSを活用したゼロイチのキャリアアップ】について自身の経験なども交えた貴重なお話を披露してくれました
2023年からキッチンカーも開始したというBUSONさんのチャレンジはまだまだつづきます

オンライン配信やリベンジ登壇は一切ナシ。ここでしか、この瞬間でしか聴くことのできない貴重なプレゼンばかりでした。

笑いあり、感動あり。オーディエンスからの質問タイムも盛り上がりました
「プレゼン中でもどんどんドリンクを飲んでほしいし、リラックスして過ごしてほしい!」という想いのもとつくられた空間が功を奏し、撮影やドリンクのおかわり、歓談と自由に楽しむオーディエンスの姿もたくさん見られました

実にバラエティに富んだ8名のプレゼンは、共感や学び、おどろきや笑いなど、さまざまな感情やアイディアをくれたのではないでしょうか。

きっと多くの人の「明日からまたがんばる」活力になってくれたはず。


アフターパーティーも盛り上がってました

パーティー×プレゼンタイム×パーティーのボリューミーなサンドイッチ形式で開催された「ペチャクチャナイトさせぼ vol.2」。

おしゃべりは尽きることがなく、撤収の時間まで歓談の声が響きわたりました。

これをきっかけに撒かれた種が、これからどう花咲くのかたのしみ!
今回もクールな音楽を届けてくれた、DJの安藤 晃義さん
いろんな枠をこえてつながる
みんなの喉を潤してくれたドリンクサプライヤーは、ペチャクチャナイト vol.1のプレゼンターの池野辰太郎さん(有限会社 酒の一斗 専務取締役)♪
今回のプレゼンター、さやぶぅさんの佐世保ネイルに興味津々です
発表を終えたプレゼンター小仙さんの、ほっと肩の荷が降りた一杯

第1回目の参加者からは、「最初はお互い手探りの状態だったけれどすぐに慣れました(笑)!この自由な空気感は楽しい。クセになりますね」とのコメントが。

絵になる窓枠

たしかに、第1回目から2回目を経て、心なしか全体的にやわらかく打ち解けていたような印象でした。主催者のせいこさん含め、運営チームのみなさんにも良い手応えがあったようです。

vol.2もお疲れ様でした!



今後の活動についてはSNSアカウントでチェック!

さらなる広がりをみせた「ペチャクチャナイトさせぼ」は、今後vol.3も開催予定です。
ぜひ、SNSの公式アカウントをチェックしてみてくださいね♪

ペチャクチャナイトさせぼSNS
Instagram

パーティーはまだまだ続きます

photo by りょうさん(ryo_gphoto


★イベントのお知らせ★

「ペチャクチャナイトさせぼ」の主催、佐世保市 若者活躍・未来づくり課によるSASEBO若者活躍フォーラム』2024124日(水)16時より、体育文化館コミュニティセンターホールにて開催されます。

ペチャクチャナイトさせぼオーガナイザーの江頭聖子さん、vol.2のプレゼンターでイラスト漫画家のBUSONさんも第2部のパネルディスカッションに登壇!

「よく転びよく学べ!好きを仕事にするには?」をテーマに、さまざまな角度から“はじめの一歩の踏み出し方”を掘り下げます。

参加無料ですので、

●やりたいことがあるけど、どうやって仲間をつくればいいか分からない「若者」
●何か夢中になれる取組みをやってみたい「若者」
●高校の探究活動で発表した事を、社会で実践したい「若者」
●共感できる企画があれば、若者と共にビジネスとして参画したい「大人」
●若者とともに会社の企画をつくりたい「大人」

佐世保市役所ホームページより引用

……な想いを抱くみなさま、ぜひぜひご参加ください~!詳しくはこちら


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