畠山 千東路 / Chihiro Hatakeyama
徒小僧 itazuracozo で行ったイベントに関する振り返りをしています。
毎週、自分の思ったこと、感じたこと、考えたことを素直に書き留めています。
昔はもっと正義と悪がはっきりしていたと思う。 ドラマやアニメも誰が悪者で誰を応援したら良いかが分かりやすかった。 悪側も悪としての存在理由も深くは語られず、「魔王だから街を侵略する」くらいのノリだった気がする。 要は生まれ持っての「悪」が存在した。 でも今は「悪」とされている側の背景も描かれるようになり、何故「悪」として存在しているのかという、理由のある悪になった気がする。 しかも、その悪側の目線もめちゃくちゃ共感できるものが多く、些細なきっかけで「悪」とされてしまって
検索するとなんでも情報が出てくる時代。 「攻略本」があるみたいだなと思う。 海の向こうはどうなどうなっているんだろう。 なんで空は青かったり、赤かったり、暗かったりするんだろう。 世界にはどんな動物や植物がいるんだろう。 どんな疑問も調べればある程度解消してくれる。 すごい便利だな〜と思いつつ、何も分かっていない時代が羨ましくも感じる。 海の向こうがどうなっているかなんて全く分からないなんて、とてつもなくワクワクしただろうなと。 無限大の妄想が出来たはずだ。どんなことも「
↑は以前「価値観」をテーマにした企画展を開催したときに思ったこと。 当時は、偏見や通説となっているものを一度リセットして自分の価値観を再認識して欲しいとこの展示を開催した。 しかし、改めて「自分の価値観はどういうものか」と考えてみるとなかなか言葉にしづらいし、ビシッと「自分の価値観はこうだ!」なんて言えずぼんやりしてしまう。。。 自分の中で「価値観」というものにモヤモヤしたものが溜まってきたのでここで一旦整理できないかなと思い書いてます。 価値観ってなんだ? まずは
さまざまな問いに対して遊び心を持って実験する集団、 「徒小僧(いたずらこぞう)」として初めての企画展を行いました。 その時の活動記録になります。 きっかけと制作意図メンバーのひとりが「偽物と本物」をテーマにした展示がしたいと言い出したのが始まりでした。 詳しく内容を聞くとコピーの作品だったり、人工的に作られたものだったり、少し前までは「偽物」と言われてきたモノたちが技術の発展により「本物」を凌駕するクオリティになってきているのではないか?という疑問からそんなテーマが浮かん