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have to(やらなきゃ!)を、want to(やりたい!)に変換する方法3選

おそらく皆さんが思うより、ずっと偉大なパワーを持っているwant to(やりたい!)という気持ち。

want toベースの考え方になると、行動力が増し、パフォーマンスも上がることが知られています。

今回は、そんなwant toの恩恵を最大限に受ける方法や、have toとの向き合い方についてシェアしたいと思います^^

want toとは具体的にどういうもの?

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want toとは、自分が心から望むもの、誰に止められてもやりたくて仕方がなくなるようなものと表現できます。

ゾーンに入ったような、時が止まったような、気づいたら深い集中モードに入っていたことありませんか?

自分の内から望むことであれば、自然とモチベーションが上がり、お尻を叩かれなくても自ら行動するパワーが湧いてきます。子供がゲームにのめり込んでスキルアップしていくように、高い集中力とパフォーマンスを発揮できます。(あの感覚めちゃくちゃ気持ちいいですよね!)

have toとはどういう状態?

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対してhave toは、誰かにこのようにした方がいい/やらなければいけないと強制されている(と感じる)状態=自分で自由に決められない状態を意味します。自分自身に「私は自分で決める権利がない」という考えをすり込んでいるということになります。


掃除しなきゃ、この仕事をいつまでにやらなきゃ、と仮に自分で計画したことだとしても、裏側には「だってこうするのが常識だもんね」という意識がくっついていることがあります。


「いつも家を綺麗にしていないといい奥さんじゃない」「仕事の内容・納期を完璧にこなせてこそ優秀なビジネスパーソンだ」など。
(いつも家を綺麗にしている必要はない、仕事はテキトーでいい、と言っているわけではありません)


ちなみに、よく私のブログの中でゴールの話を出すので、例えば
・人から羨ましがられるような仕事がしたい
・出世したい
・お金持ちになりたい
・高スペックなパートナーが欲しい
・◯歳までに結婚したい(今はこの風潮はあまりないかもしれないけど)
などはhave toのゴールと言われています。


世間的に〇〇した方がいいという考えが無意識にある、つまり他人に承認・賞賛されるかどうかが基準になっています。他人軸のゴールはもはや自分が設定したゴールではなく、人のゴール。


かつ、ただ頭の中でhave toを感じているだけで、そっちにエネルギーを奪われて、本当にやりたいことをする気力がなくなってしまう危険性もあります。(掃除しなきゃ〜仕事しなきゃ〜って頭で考えてる時、なんか疲れる...と思われた経験ないですか?)


私たちは人のゴールを達成している暇はないので、ピュアな素の自分が願うゴールを選んであげたいですね^^


※ただし、「上記のゴールが欲しい/惹かれる」という気持ちは、自分が本当に望んでいることは何なのか?を知るヒントになります◎お金が欲しい!出世したい!などの欲求は否定しなくていいのですね。

どの部分になぜ惹かれるのか?それを手に入れたらその先どんないいことがあるのか?などを丁寧に探ると見えてくるのですが、want toの出し方はまた別の記事でお伝えできたらと思います^^

have toと感じた時の心構え

それならwant toを増やしたいよね、とは思うものの、日々の雑務やwant toのレベルまで気持ちを引き上げられない仕事など、「やらなきゃいけない」と感じるものは出てきてしまいますよね。


苦手な仕事、嫌いな家事がきたら、あなたはやりますか?断りますか?
もちろん状況(ゴール)によって断ったり人に任せたりした方がいいケースもありますが、嫌と思うものは全てきっぱりすっぱり辞めるのはリスキーだったり、逆にチャンスを見送ってしまうケースもあるかと思います。

have toとどんな関係になることがゴール?

have toと向き合うことで目指す場所は、同じような現象が起きた時に、have to感(ネガティブな感情)が起きない自分になるところかなと思います。何の感情も起こらず淡々とこなせるか、もしくはポジティブな感情が起こるように自分をマネジメントしていきましょう!


私なら、どうせやるなら軽やかに対応したい。どう軽やかにするか、want toに変換するかをお伝えしたいと思います。

①どうしたら心地よくなるかを工夫する

同じことをするにしても、状況によってやる気が変わることありませんか?
1日の中でどの時間帯だと集中しやすいか、何から始めたら勢いがつきそうか、ここがずれるとhave toを感じることがあります。


自分はどんなパターンが集中しやすいのか?を知っておくのは、have to感を和らげる1つの手かと思います。


そんな自分の特性を把握する以外にも、私は気分が上がるリストを作って、いい状態を作ってから作業に入るようにしています。

・気分が上がる/落ち着くBGMをかける
・ストレッチをする
・好きな映画を見る
・ランチにこだわる
・好きな人と会う
・お気に入りのカフェに行く
etc...

日によって気分が上がるものが変わるので、その時々に合うものをピックアップするのも楽しい♪


エアライン(J◯Lとか、AN○とか)のBGMを聴きながら空港ラウンジにいる気分で仕事したり、静かで綺麗なコワーキングスペースやカフェに行ってその空間を楽しんだり...


理想の世界を彷彿とさせるような、あらゆるwant toスイッチをストックしています。


スムーズに作業に入れるルーティンになるので、ぜひあなたオリジナルのリストを作ってみてください!

②ゴール側の自分だったらどうするか?を想像してみる

want toのゴール(目的)があったとしても、手段に当たる部分が全部want toに感じるとは限りません。


例えば私だったら、コーチング活動でやることはたくさんあります。
パーソナルセッション、ブログ、動画コンテンツ、ワークショップ、HP作成、事務処理、などなど。


基本的にすべてwant toですが、慣れないことを同時並行でしかもコンスタントにやろうと思うと、ちょっと義務感を感じてしまうものもあります。具体的には、ブログを書くのは好きだけど、言語化するのに時間がかかって、目標本数や〆切を決めてしまうとプレッシャーになり、行動が重くなってしまっていました。


そんな時に、「ゴールを達成している自分(コーチングで多くの人に喜んでもらっている)だったら、今苦手と思っていることにどう取り組んでるかな?」と未来の自分からアドバイスをもらってみます。


「ゴール側の自分は呼吸するかのようにブログをサクサク書いていそうだな。どんどん湧いてくるアイデアを言語化して多くの人に伝わることが楽しくてしょうがない。って思ってるんじゃないかな?(その在り方、最高だな)」

という感覚が出てきました。


ゴール側の感覚をイメージすると、「ぜひその景色を見たい!」と心の底からのwant toが出てきます。


そうすると、呼吸するようにブログを書くにはどうしたらいいのか?楽しく言語化するにはどうしたらいいのか?という問いが立ちます。
そして、ヒントになりそうな本・記事を見つけたり、〇〇さんだったらどういう心構えで書くかな?と憧れの人の感覚をインストールしてみたり、ゴール側の感覚になれそうなことを色々試してみるうちに、ゴール側の感覚をつかんできます。

ぜひゴール側の自分に感覚を教えてもらってください^^

③プロセスではなくゴールをイメージする

またまたゴールです。

例えば、身近な例ですが、仕事に育児に追われてめちゃくちゃ部屋が散らかっている...掃除しなきゃ...orzという時。


めんどくさくて腰が重い時って、頭の中にどんな画が浮かんでいるでしょうか?やろうとしていることのプロセスを想像していないですか?


「あそこを綺麗にするためには、あの掃除用具を用意して、汚いところ拭いて、その後こうやって片付けして...」


といったように、考えると嫌になるような場面を想像してなかなか行動に移せないということ多いんじゃないかと思います。

でも、もし彼氏が初めて家に来るとか、ホームパーティーで友達が家に来る、などのシチュエーションだったら、パッと動けると思いませんか(笑)?


その時はプロセスなんて考えている暇はなく、彼氏が家に来て一緒にキャイキャイ話している映像、友達と優雅にお酒を飲んでいる映像が浮かびませんでしょうか?(だからこの散らかっている状況はヤバい..!!となる)


散らかってたら恥ずかしい!という感情もあるかもしれませんが、楽しく気持ちよく過ごすために、いつもより丁寧にできちゃったりもするかもしれません^^

そんな感じで、誰か遊びに来ようと来まいと、綺麗になった後の部屋だったらこんな風に気持ちいいだろうな♪と最終形態をイメージするのがおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回3つほどお伝えさせていただきましたが、できそうなところからぜひ遊び感覚でトライしてみてください。


1つひとつの作業が毎回心踊るくらい楽しいかというと、そこまででない時もありますが、例えば記事を書くときは、楽しい時もあれば、もはや習慣になって淡々と書いてる時もあります。




have toの定義のところで結構パンチ強めな内容を書いたので、何か始める前に「これはhave toかwant toか...?」と構えてしまうかもしれませんが、そこまで慎重にならなくても大丈夫です◎

have toと感じたとしても「こんな理論があるんだな」と知ってさえいれば、「自分はこれがhave toだと思っているけど、分かった上で取り組んでいる」と自覚することができます。自分で選んでやっていると思える時点で、しっかりマネジメントできています。


have toと感じていたことが、実はwant toだった、なんてこともありますし♪とりあえずやってみないと分からないことは多いです^^


最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
今日もステキな時間をお過ごしください^^

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はやし ちひろ
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