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ゼロカーボンシティ国分寺を目指して
国分寺市主催の「未来ワークショップ 〜未来市長になって考える2050年 国分寺市脱炭素まちづくり〜」にオブザーバー参加してきました。
短い時間の中だったけれど、参加者からたくさんのアイデアが出てとても良い機会でした。
5〜6人のグループごとに座って短いレクチャーからスタート。
地球温暖化ってなに?から、対策までをザックリと説明。
国分寺の食糧自給率は、1741市町村中1661位。
エネルギー自給率は、1686位。
ビックリなデータ情報もありました。
レクチャーのあとは、グループごとに「課題」と「対策」のアイデア出し。
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参加者が自分のグループ以外の席に移動して、良いと思ったアイデアにシール投票していく流れがとても良かったです。
「空き家をZEH化して販売する」や「ごみ減量+フードロス削減→ポイントがもらえて、市内の飲食店で使えたりゴミ袋をもらえる」など、循環型社会の実現に向けたアイデアも素敵でした。
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多い意見で印象的だったのは、空き地を雑木林みたいにしたり、市民農園を増やしたり、といった「緑化」に関するもの。
最近は「木を切る改革」が流行っているけれど、未来のことを考えたら、緑を守っていくべきなんです。
どれも民間ではなく、やはり行政主導で進めなくちゃいけないと再確認。それと同時に、環境教育やPRのやり方も、いろいろと見直していく必要がありそうです。
ゼロカーボンシティになるための道のりはまだまだ課題だらけ。でもやっぱり、市民の声やアイデアをたくさん聞いて政策に落とし込むことによる「参加民主主義」「熟議民主主義」→まちづくりが大切だなと。
①連続して行い、
②毎回テーマを決めて(再生可能エネルギーとか断熱とか食糧問題とか)、
③そのテーマの専門家からレクチャーを受け、
④参加者からの意見をシェアしたあと、
⑤「その意見がどうやって政策に落とし込まれるか」まで見える化するのが大切なプロセス。
そのためにはやっぱり行政主導の「気候市民会議」に可能性がありそうです。
アンケートを読んで、たくさんの市民の声を聞いて、わたし自身もまだまだ学んでいきたいです。
目指せ、ゼロカーボンシティ国分寺!
みんなでがんばろう!
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